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凱旋門賞を考える

 明日は『web楡馬』を発行する関係で、予想は無し。…と思いきや、番外として凱旋門賞を考えてみよう。

 まず、先に言ってしまうと、出走馬が確定して少頭数と発表になったが、それでもディープインパクトの優勝は難しい

 というのも、このレース、3歳馬がとにかく有利にできている。3歳馬は古馬より負担重量が3.5kg軽い。ここ12年で3歳馬が10勝している。過去84回の歴史で古馬が勝ったのは半分に満たない

 で、今年は有力な3歳馬は出てきていないが、それでもこの斤量差は大きい。で、本命は3歳馬から。今回の3歳馬の中で勝つ見込みが一番あるのはレイルリンクだろう。次にベストネームか。

 では古馬はどうかというと、牝馬のプライドは苦しい。過去に古馬牝馬の優勝は4頭が5勝を挙げたのみ。前哨戦でいい脚は見せたようだが敗れており、逆転はなさそう。

 シロッコも前走ではハリケーンランに勝ったものの、あくまでも前走はハリケーンランにとって予行演習。本番では敵うまい。

 古馬で勝つとしたら昨年の優勝馬ハリケーンラン。何より昨年の勝ち馬で、調教師もこのレース6勝を挙げている。勝ち方を知っているのは大きい。

 肝心のディープインパクトだが、後方からレースを進めるだけに、頭数が減って嬉しいとか言っているようだが、それでも危ない。

 フランス競馬はかなり閉鎖的という。フランス馬が8頭中6頭もいれば1頭の馬を包むには十分である。武豊がそれを嫌って馬群の外外でレースを進める直線一気のレースを選ぶかも知れないが、そんな勝ち方は、先日の記事にも書いたように、ダンシングブレーヴ以外にやった馬がいない。ディープインパクトがダンシングブレーヴたり得るかというと、果たしてどうか。

 あと、この時期には珍しくロンシャン地方は雨が降ってないとか。硬い馬場ならディープインパクトに追い風、と報じられているが、ちょっと待った。フランス人はとにかく柔らかい馬場を好む。雨が降らなければわざわざ散水するほどだ。冗談ではなく、マジで。ましてや今回はディープインパクトが出走する。アジアの馬なんぞに勝たせてなるか、という空気があれば間違いなく水を撒くはずだ。これを防ぐには金子オーナーが主催者に金を握らせるしかない。

 というわけで、予想は以下のとおり。

◎レイルリンク
○ベストネーム
▲ハリケーンラン
注ディープインパクト

 とにかく、期待して見ないことが肝要かと。ディープインパクトに夢を馳せるのも明日まで。当日は現実と向き合う覚悟で中継を見ること。
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