競馬重賞競走予想ゲーム『みんなのダンゴ打ち』の12月場所が、昨日29日の東京大賞典にて終了。また2007年の大トリでした。

　2007年12月場所の優勝者は…、

　web競馬新聞『web楡馬』有馬記念号（通巻41号）を発行しました。

　いやぁ、1000万条件馬の出走が物議を醸し出していますねぇ。重賞勝ちはおろか、重賞レースの出走経験すらないですからねぇ。97年のジャパンカップに出走したスノーエンデバーより衝撃度はデカいかも知れません。

＜通巻41号のラインナップ＞

• 本紙／鎌倉重明
• 独帝 − 『制球勝負』
• 西ノ海嘉治郎 − 『競馬新聞のように』
• 編集／青汁注射 − 『2007年の象徴』

　今回は印がえらく偏りました。どんなふうに偏ったかは紙面をご覧ください。

　今年はこれが最後になります。次号は来年1月19日に 日経新春杯号 を発行予定です。来年もまた『web楡馬』をよろしくお願いします。

フジテレビの競馬中継『スーパー競馬』が今度の有馬記念の中継をもって終了するとのことです。
サンスポ
スポニチ

なんだか初心者にも優しい番組づくりを目指すそうです。これまで以上に競馬ファンを馬鹿にした内容になると思われます。
だったらもう、ＪＲＡから番組制作費をもらわないようにしないといけませんねえ。
午後３時からもＵＨＦ独立Ｕ局での中継を続けてもらいたいし、ＢＳデジタルで純粋な競馬番組が見たいものです。
関テレのドリーム競馬の全国ネットがいい。

潮哲也氏の司会ぶりが懐かしいです。
ほしのあきって、今更何を？

　久しぶりに『web楡馬』紙上ではなく、こちらのブログのほうに予想を書きます。というのも、次号の『web楡馬』は有馬記念に出す予定です、というお知らせが本来の目的で、予想はおまけです。

　さて、阪神ジュベナイルフィリーズ。土曜午前の段階ではアロマキャンドルが1番人気のようですが、私はエイムアットビップの取捨をベースに考えます。

　前走のファンタジーＳではスピードの違いから一気に先頭に立って、そのまま押し切るかに見えたところ、急激に失速して最後にオディールに捕まったわけです。スポーツ紙にも「不可解な失速」とか書かれてましたが、原因はいたって簡単なことです。

　あの急な失速は、コーナーを逆手前で走った上に、直線で手前を替えずに走っていたからです。

　京都の1400mは向正面からスタートして、坂越えのコーナーを右に回って直線に入る形態ですが、そのコーナー部分を、エイムアットビップは左手前で走っていました。（関テレの映像を見てないのでそちらは分かりませんが、グリーンチャンネルなど、場内の映像では確認できます）

　普通、馬は右コーナーは右手前で、左コーナーは左手前で走ります。逆だと脚にかかる負担が大きくなるからです。さらに、どんな馬でもずっと同じ手前で走り続けるのは困難で、直線に入ったら手前を替えるのが普通です。

　それなのに、エイムアットビップはコーナーを左手前で走って他馬より脚に負担がかかっているにも関わらず、直線でもそのまま走り続けたわけです。これで逃げ切っていたら、それこそバケモノです。

　逆に言えば、あれで重賞2着できたのですからそこを改善できれば、持ち前のスピードでいくらでも勝負になるわけです。

　逆手前だったのを騎乗した福永が気付かないわけはないでしょうし、矢作調教師の何やら自信あり気なコメントもその点で何かしらの対策を施したと見て取れます。

　というわけで、エイムアットビップを軸に、先行しそうな人気薄を絡めてみようかと思います。

1	1	ヴァリアントレディ	54	和田	：
	2	トラストパープル	54	田中勝	△
2	3	レジネッタ	54	武豊	：
	4	アロマキャンドル	54	藤田	：
3	5	ニシノガーランド	54	ﾌﾟﾗｰﾄﾞ	：
	6	シャランジュ	54	村田	：
4	7	マイネブリッツ	54	川田	▲
	8	ハートオブクィーン	54	小野	△
5	9	レーヴダムール	54	藤岡	：
	10	エイムアットビップ	54	福永	◎
6	11	オディール	54	安藤勝	：
	12	グラーフ	54	北村浩	：
7	13	カレイジャスミン	54	北村宏	：
	14	ラルケット	54	ﾊﾟｽｷｴ	：
	15	トールポピー	54	池添	：
8	16	ヤマカツオーキッド	54	ﾎﾜｲﾄ	○
	17	エイシンパンサー	54	岩田	：
	18	エフティマイア	54	蛯名	：

　え〜、繰り返しますが、次号の『web楡馬』は有馬記念をやります。今週を含め3週お休みいたします。よろしくお願いいたします。