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京成杯オータムハンデを考える

 はい、今週はデータやめました。能書きなしの直感勝負でいきます。

11ローエングリン58田中勝
2スクールボーイ53小野
23フォーカルポイント55吉田豊
4マイネサマンサ55安藤勝
35サイドワインダー57.5長谷川
6カンファーベスト57江田照
47ワディラム53中舘
8ステキシンスケクン54後藤
59マイネルハーティー55木幡
10マイネルモルゲン57.5吉田隼
611インセンティブガイ57横山典
12ストーミーカフェ56吉永
713ペールギュント55蛯名
14マイネルスケルツィ54柴田善
815キネティクス55勝浦
16ダイワバンディット56北村宏

ペールギュント … 逃げたい馬、前につけたい馬が揃ったので、思い切って追い込み馬を狙ってみる。復帰3戦でハッキリと良化傾向にあり、前走より斤量が減るのも好材料。蛯名はこの馬に初騎乗だが新潟リーディングの勢いを見せてもらいたい。
マイネサマンサ … 前走で逃げなければダメな馬と分かった以上、ここは逃げるはず。最後に坂のある中山でどうかだが、ハンデ戦なので押さえておく。
カンファーベスト … 先行してヨシ、差してヨシなので、ペースに合わせて走れるのは大きい。斤量増えるがハンデ戦は勢いが大事なので。
インセンティブガイ … こちらも先行しても差しても良い馬。実力的に本命にしたいが休み明けなので。
マイネルスケルツィ … 休み明けで初の古馬相手で買いにくいが、同コースで重賞勝ちあるのでとりあえず。

てなことで、馬連で
 13−(4,6,11,14)
の4点で勝負。

 『web楡馬』は来週、エルムステークス号を発行します。
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〔調査〕ジョッキーの人気別成績

 9月3日終了時点で3場とも開催変わりということで、中央競馬は開催実日数が9開催72日が終了したことになります。

 そこで、今年これまでの騎手の人気別成績をちょいと調べてみようと思い立ったわけです。「なんでこのタイミングで?」と言われると困るのですが…。
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〔調査〕新潟・芝1600mのデータ

 では小倉・芝1200mに続いて新潟2歳Sが行なわれる新潟・芝1600mのデータも出しちゃいましょう。

 こちらはコース改修された2001年以降が対象です。
  • レース数は159レース
  • 出走馬延べ頭数は2508頭(完走馬は2501頭)
  • 1度以上騎乗した騎手は172人

 頭数が少ないので信頼度は低いですが、こちらも牡馬・牝馬の平均タイムと「勝ちやすさ指数」を出してみましょう。
牡・セ1:36.141.151
1:36.290.772

 タイム差は0秒15。着差にすると3/4馬身。差があるといえばある、といったところでしょうか。それより何より、「勝ちやすさ指数」が問題。牝馬の0.772は明らかに低いです。牝馬には苦しいコースなのかも知れません。

 では騎手はどうでしょうか。例によって新潟2歳Sに騎乗する18人のリーディング順位を出してみましょう。
新潟1600m勝利数リーディング
(2001年〜2006年3回6日)
新潟2歳S騎乗者のみ
順位騎手名騎乗数1着2着3着
1位柴田善臣86戦13勝13回8回
2位田中勝春87戦13勝11回6回
3位蛯名正義57戦12勝4回4回
4位吉田豊63戦10勝6回4回
5位後藤浩輝63戦9勝9回10回
6位木幡初広82戦4勝5回10回
7位江田照男74戦4勝3回4回
8位中舘英二78戦3勝4回7回
9位勝浦正樹29戦2勝4回0回
10位吉田隼人25戦2勝3回1回
11位武豊3戦2勝0回0回
12位小林淳一78戦1勝4回4回
13位小野次郎22戦1勝2回1回
14位石橋脩41戦1勝1回3回
15位安藤勝己8戦1勝1回1回
16位長谷川浩大12戦1勝0回1回
17位小牧太6戦0勝0回2回
18位大野拓弥10戦0勝0回1回

 善臣と勝春が13勝でトップ。騎乗数もこの2人が1位と2位なので、このコースをよく知る2人と言えそうです。

 では勝率&連対率ではどうでしょうか。
新潟1600m 勝率・連対率 5傑
(2001年〜2006年3回6日)
新潟2歳S騎乗者のみ
騎手名勝率順位騎手名連対率
武豊66.7%1位武豊66.7%
蛯名正義21.1%2位柴田善臣30.2%
吉田豊15.9%3位後藤浩輝28.6%
柴田善臣15.1%4位蛯名正義28.1%
田中勝春14.9%5位田中勝春27.6%

 騎乗数3回なので参考外でもいいのですが、武豊が抜けてしまいました。こいつを除くと、蛯名が得意にしている模様です。人気のマイネルレーニアに騎乗する石橋脩は1勝、勝率2.4%しかなく、ちょっと不安な材料です。

 というわけで、データだけで言えば、牡馬で高勝率の騎手が乗るニシノコンドコソとマイネルハーバードということになりますが、さてどうでしょう。改めて書きますが、私は馬券を買いません。
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〔調査〕小倉・芝1200mのデータ

 今週の重賞は2つともいまいち魅力がないので予想しません。馬券も買いません。

 でも何も書かないのもつまらないので、参考データだけでも載せておきます。

 まずは小倉2歳Sが行なわれる小倉・芝1200mのデータを紹介しましょう。

 例によって、「1996年からの10年間+2006年」を対象に全レースの全出走馬をあたったみました。
  • レース数は816レース(1着馬は818頭)
  • 出走馬は延べ1万1712頭(完走馬は1万1693頭)
  • 1度以上騎乗した騎手は263人

 手始めに牡馬・牝馬の平均タイムと「勝ちやすさ指数」を出してみましょう。
牡・セ1:10.761.038
1:10.810.962

 平均タイム差は0秒05。着差にすると1/4馬身しかなく、ほとんど差はないようです。また「勝ちやすさ指数」も大きな開きはありません。

 ちなみに、「勝ちやすさ指数」は以下の数式で求めています。

 (「当該の勝ち馬数」÷「全勝ち馬数」)÷(「当該の完走頭数」÷「全完走頭数」)

 平均は1で、1を超えるほど頭数の割によく勝っていて、1を割り込むほどに頭数の割に勝てていないことになります。(理系の人ならすぐに理解してもらえるかと)

 牡馬・牝馬の差がないので、騎手に注目。小倉2歳Sに騎乗する騎手のリーディング順位を挙げてみましょう。
小倉1200m勝利数リーディング
(1996年〜2006年3回6日)
小倉2歳S騎乗者のみ
順位騎手名騎乗数1着2着
1位福永祐一336戦51勝26回
2位幸英明414戦41勝44回
3位和田竜二363戦31勝33回
4位橋本美純238戦22勝13回
5位池添謙一210戦18勝29回
6位熊沢重文256戦15勝24回
7位太宰啓介228戦15勝16回
8位渡辺薫彦188戦13勝13回
9位石橋守201戦12勝16回
10位野元昭嘉319戦9勝18回
11位川田将雅106戦6勝9回
12位内田浩一200戦6勝8回
13位鮫島良太73戦6勝6回
14位吉永護9戦2勝0回

 1位は福永で、実はこの14人に限らなくても武豊を差し置いて全体1位です。

 次に勝率&連対率の上位5人です。(6位以下は上の表から計算してください)
小倉1200m 勝率・連対率 5傑
(1996年〜2006年3回6日)
小倉2歳S騎乗者のみ
騎手名勝率順位騎手名連対率
吉永護22.2%1位福永祐一22.9%
福永祐一15.2%2位池添謙一22.4%
幸英明9.9%3位吉永護22.2%
橋本美純9.2%4位幸英明20.5%
池添謙一8.6%5位和田竜二17.6%

 吉永が勝率1位になりましたが騎乗数が少ないので参考外。すると福永が実質的に勝率・連対率ともに1位。しかも勝率は抜けています。

 ということで、人気のシルバーストーンに有利なデータとなりました。でも私は買いません。だって馬名が、「色の名前」+「ストーン」って、なんだかホワイトストーンを思い出させるのだもの。
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