中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
国会で「“古古古米”の呼び方を変えてはどうか」と質問された小泉農水大臣が「SNSで浸透する名前に期待」と答弁したところ、ネット民から出てきた名前が「ナナヒカリ」。他にも「郵政の二の米」「あきれたこ無知」等々。もう流石すぎるww 一方で、わざわざ車で遠出して数時間前から並んで買う人が出たり、そういう人々を速報としてメディアが中継したりと、まさに令和の米騒動。この狂乱ぶり、呼び方はもう「てんて古米」で良いんじゃない? とにかく稲作農家が報われる農政をしっかりやってもらって、米で騒ぐことのない世情に戻してくれんかな。 最近は食う方より飲む方の消費が多いので、とりあえず酒米を欠かさないようにしてもらいたい青汁注射の予想。 本命はガイアフォース。安田記念は2年前の西村、昨年の長岡とイキの良い若手が騎乗して連続4着。3年目の今年は吉村誠之助。デビュー2年目にして初勝利から既に重賞は2勝。昨年朝日杯でG1騎乗も経験済み。怪我から復帰してのじぎく賞を勝った父・智洋の勢いも貰ってG1勝利を果たしてもらいたい。 些細なこと
日本の競馬はダービーが終わって一息ついたところですが、アメリカでは三冠の最終戦であるベルモントステークスが行われます。といっても、昨年からベルモント競馬場がリニューアル工事ということで、来年まではサラトガで行われます。 ここまではどこにでもある話なのですが、興味深いことにサラトガでは距離が400m短縮されて2000mになります。"The Test of Champions"とまで言われているレースにしてはずいぶんあっさり短縮するものです。京都が工事の年に菊花賞を阪神の2400mでやるようなものでしょうか。シンプルなコースなんだしもう少し伸ばせばいいのにと思うのですが、案外向こうでは気にしないものなのでしょうか。 ついでだから予想もします。今年のベルモントは3強対決で面白いんですよ。一番人気はダービー2着馬でプリークネスでとんでもない不利を受けながら差し切ったジャーナリズム、それを追うのがダービー馬ソブリンティとレース毎に力をつけているバエザ。ジャーナリズムはなるほど凄いレースをしているのですが、そろそろ反動が来そうな気がするので、ここは勢いを考えてバエザから行ってみたいと思います。まあ買う方法なんてないんですけど。 最後に本当にどうでもいい話ですが、ジャンタルマンタルって世界で最もなんたらかんたらに近い馬名ですよね。 (千于干昂昴)
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第75回
優勝馬には副賞として米1トン贈呈 (いやそれ大相撲の話) 農林水産省賞典 安田記念
第75回 安田記念 (GT) 6月8日 東京競馬場 芝1600m
無為・無配・執拗
みんなお米が好きですね。直近20年の米消費量の推移では一人あたりの米消費量は減少しておりお米を食べなくなっているのに、価格が高騰すると「米が高い」だって。生産調整の結果だろう。じゃがいもを食べろ。 昨年の夏は店頭から米がなくなり、それは生産調整の結果が出まくったためです。現時点では店頭にお米があり、価格が高いだけであり、食糧危機ということではないと思います。米が高いと感じるなら小麦粉を食べろ。米の消費量が減少すれば価格は下がる。それまで待て。アダム・スミスを知らないのだろうか。それにしても「コメ担当大臣」って面白いですね。なんだか卑猥だわ。 参議院選挙は自民党対農協、という構図が見られるでしょうか。まともな人達VS陰謀論者、もありそうです。それにしても7月の3連休に選挙ぶつけるって、投票率を下げたい意向が見え見えで、なんだか恥ずかしくなりますね。宗教票も力が落ちているというのに。小賢しいですよね。 さて今週の予想。石破さんと小泉さんが農業関連者を悪者にしきれなくて与党が後退、が一番人気。国民民主党は難あり候補者擁立で伸び悩む、が二番人気。みんな選挙が大好き、が単枠指定。 (鎌倉重明)
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