楡馬.com presents.
ばん馬以外に鞭を振るうと騎乗停止以上のものが与えられます
中央競馬専門紙
w
e
b
楡馬
本紙/鎌倉重明

 やっぱりおかしい。やっぱり。あの料理研究家、やっぱりおかしい。素性がわからないのに、あのもてはやされぶりは怖い。私の価値基準では「美人」ではないし、ネット上で言われているように頭から金盥(かなだらい)を何十回もおとされたようなフェイスだと思う。話題にするのが気持ち悪くなってきた。例の彼のために作った弁当を手渡しもせずに宅配ボックスに入れるって、うわー、うわー、夢に出てくるー。私のお弁当食べないと、泉谷しげるにどやされるぞー、って。

 さて、紙面を稼いだところで競馬の話でも。「元名古屋競馬所属・吉本騎手が復帰」という記事をみた。彼は2007年に引退しているが、その際に「正直、騎手という仕事に未練がないといったら嘘になります。が、良く考えた結果の決断です。」と答えている。どうやら浦和競馬で厩務員を務めていたらしいが、今回浦和競馬の騎手として復帰するとのこと。やはり騎手に未練があったのだと思う。前回騎手をやめた際には何らかの事情があったのかもしれない。たとえば調教師に全裸になるように指導されたとか(例:原口先生事件)、過度なスピード違反をしたとか(例:西田雄一郎騎手)。どちらにしろがんばっていただきたいものだ。それにしても「西田式スピード違反」っていい言葉だなあ。

 さて今週の予想。交流戦の巨人の強さはセ・リーグに戻った時の反動が怖い。ファイターズの栗山監督が全く打てない中田選手やメッタ打ちにされるハンカチさんを見せ物にするドSな監督であることが判明。ホークスのペーニャの顔は怖い。ニューヨークの地下鉄で、でかいラジカセを担いでいそう。言われなくても2千円くらい払ってしまいそうだ。競馬の方は思いが込められる馬がいない。

チンチン結ばれる

 少し前の楡馬で青汁さんが郭晶晶さんについて取り上げたことがあるが、今回はその続報。なお、名前の読みについては、過去の楡馬に基づいて表記する。

 そんなわけで、あのチンチンが結婚することになったそうだ。

 相手は霍啓剛というえらい金持ちの実業家で、オックスフォード出の秀才。

 彼がチンチンと付き合い始めたのは2004年、アテネオリンピックの頃だそうで、チンチンが初めて金メダルを取った時期。世界中がチンチンに注目していた頃に、彼は既にチンチンを独り占めにしていた模様。

 実際問題彼が一途なのかどうかは知りませんが、その後も表だっては別の人と付き合う訳でもなく、8年間一途にチンチンだけを愛し続けた結果、9月にチンチンと結婚するとのこと。以前の楡馬にもあるように、国民的スターのチンチンであり、中国ではまだまだ話題性のある話らしい。ともあれ、9月の結婚式では、彼が大勢の前でチンチンへの愛の宣誓をするところが見られることだろう。何年か経って、僕たちに「チンチン夫婦生活に不満」とか、「チンチン切れる、離婚へ」などと書かれないようにしてほしいものである。ちょっと期待してるけど。

 まあいいや。ダービーの予想でもしますか。ジャスタウェイは二頭出しの人気薄+騎手の勢いで買ってみたい。たまには鱗の勝負服がダービーを勝ってもいいような気がする。あとは極端な逃げのゼロスと、追い込み勝負のクラレントあたりが面白そう。

(西ノ海嘉治郎)
第79回 12レース目黒記念はスベリ芸?
東京優駿
通巻145号 平成24年5月26日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/鎌 倉 重 明 
第79回 日本ダービー(GT) 5月27日 東京競馬場 芝2400m
1番人気の母馬はどこかのエライ人?
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1スピルバーグ牡357横山典
2ヒストリカル牡357安藤
2 3ゼロス牡357川田
4ジャスタウェイ牡357秋山
3 5ベールドインパクト牡357藤岡佑
6ゴールドシップ牡357内田
4 7コスモオオゾラ牡357柴田大
8ワールドエース牡357福永
5 9エタンダール牡357松岡
10ディープブリランテ牡357岩田
6 11フェノーメノ牡357蛯名
12トリップ牡357田辺
7 13クラレント牡357小牧太
14トーセンホマレボシ牡357ウィリアムス
15ブライトライン牡357佐藤哲
8 16モンストール牡357柴田善
17グランデッツァ牡357池添
18アルフレード牡357武豊






西

強く当たって後は流れで

 今週はいよいよダービー。一年で最も特別なレースなのだから面白い記事を、と期待されると逆にどうでもいいことを書きたくなる。それが私の性分である。

 そんなわけで、今週は特別どうでもいい内容を書くとしよう。

 私はボトルタイプのウェットティッシュを取り出すのが下手であるらしい。

 ティッシュの取り出し手順はこうだ。まず蓋を開ける。取出口からチョロっと出たティッシュをつまむ。引っ張る。

 問題はここからだ。

 このタイプは、いま取り出したティッシュと次のものとの繋ぎ目を、次回に取り出しやすいように次のティッシュを適度な長さだけ取出口から出して切らねばならない。

 私はこの長さ調整をいつも失敗するのである。

 ここかな?と思ったらまだ繋ぎ目が取出口から出ておらず、じゃぁと更に引っ張ると出し過ぎる。出してしまったものは仕方ないのでとりあえずそこで切るが、必要以上に出てしまった次のティッシュは蓋の中に無理矢理押し込めるしかない。入り切らないほど出し過ぎることもしばしば。入り切らなかった部分は次回使用時までに乾燥して、その部分だけドライティッシュと化す。

 これは明らかに構造上の欠陥である。不器用な私が悪いのではない。構造が悪いのである。

 さて、予想が当たらないのはJRAが悪いのであって私が悪いのではない、と思っている青汁注射のダービー予想。

 本命はクラレント。前走でやっと素質の片鱗を見せた。血統的にはマイルよりクラシック・ディスタンス向き。対抗はジャスタウェイ。須貝厩舎2頭出しの人気薄に期待してみる。

(青汁注射)