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〔調査データ〕2007年10月の騎手月間成績

 そろそろ惰性でやってる感のある「中央開催 騎手月間成績」ですが、10月版をまとめました。勝手に参考にするなり、「こんなの役に立つかっ!」とツバを吐くなりしちゃってください。

 ではまず、勝利数ランキングから。
 (いつものことですが、勝利数が同数の場合は、騎乗数の少ない方を上位にしています)

2007年10月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 後藤浩輝 16勝 74回
2位 武豊 12勝 41回
3位 安藤勝己 12勝 49回
4位 幸英明 11勝 67回
5位 田中勝春 11勝 71回
6位 福永祐一 9勝 72回
7位 蛯名正義 9勝 74回
8位 岩田康誠 8勝 55回
9位 藤田伸二 8勝 67回
10位 池添謙一 7勝 50回

 後藤が16勝でトップです。こんなこともあるんですねぇ。まぁ上位騎手に騎乗停止が立て込んだことも影響してますかねぇ。

 次は勝率です。
 (いつものことですが、騎乗数たったの1回で1勝して「勝率100%〜♪」って騎手を1位にするわけにもいかないので、一定の騎乗数を上回った騎手が対象です。勝手に規定騎乗数を「開催日数×4」としてます。今月は9日間だったので36回以上の騎手に限ります)

2007年10月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 武豊 29.3%
2位 安藤勝己 24.5%
3位 後藤浩輝 21.6%
4位 幸英明 16.4%
5位 田中勝春 15.5%
6位 岩田康誠 14.5%
7位 池添謙一 14.0%
7位 的場勇人 14.0%
9位 藤岡佑介 13.5%
10位 福永祐一 12.5%

 その騎乗停止を受けた1人の岩田はそれがモロに悪い方向に出てますね。上半期の勢いはどこに行ったのでしょう?
 そしてもう一人注目。藤田。北海道開催が終わったらお前の2007年は終わりなのか? 先月は20%超だったのにランク外とは…。

 最後に単勝と複勝の回収率です。
 (こちらも規定騎乗数を上回った騎手が対象です)

2007年10月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
幸英明 200.6% 1位 小林淳一 132.4%
的場勇人 189.1% 2位 鮫島良太 129.7%
吉田豊 140.0% 3位 藤岡佑介 128.3%
柴山雄一 139.6% 4位 的場勇人 118.6%
藤岡佑介 131.2% 5位 吉田豊 117.0%
藤田伸二 130.1% 6位 浜中俊 107.1%
後藤浩輝 129.7% 7位 勝浦正樹 106.4%
小牧太 117.9% 8位 小牧太 103.2%
津村明秀 117.4% 9位 蛯名正義 98.6%
吉田隼人 115.4% 10位 安藤勝己 97.1%

 ここにきて的場が急成長!? 初めのころの騎乗馬は父親の厩舎が中心でしたが、最近はいろいろな厩舎から声がかかっているようで、これから一気に成長していくのか注目です。

 さて、11月もG�気�続きます。この時期って毎年あの騎手の活躍が目立つのですが、他がどう対抗するでしょうか。

〔調査データ〕2007年9月の騎手月間成績

 ハイ、恒例の「中央開催 騎手月間成績」、9月版をまとめましたですよ。

 まずは、勝利数ランキングから。いつものことですが、勝利数が同数の場合は、騎乗数の少ない方を上位にしています。

2007年9月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 武豊 25勝 100回
2位 安藤勝己 15勝 63回
3位 池添謙一 14勝 81回
4位 福永祐一 13勝 70回
5位 後藤浩輝 13勝 88回
6位 北村宏司 12勝 103回
7位 藤田伸二 11勝 54回
8位 松岡正海 11勝 84回
9位 横山典弘 9勝 57回
10位 中舘英二 9勝 74回

 1位の人、25勝は周りが勝たせすぎです。限度を知れ、限度を。
池添の3位はかなり頑張ったと言える数字でしょう。また、今年初めて岩田の名前が外れました。連続で騎乗停止を食らったらさすがにこうなります。

 続いて、勝率を見てみます。

2007年9月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 武豊 25.0%
2位 安藤勝己 23.8%
3位 藤田伸二 20.4%
4位 福永祐一 18.6%
5位 池添謙一 17.3%
6位 横山典弘 15.8%
7位 後藤浩輝 14.8%
8位 岩田康誠 14.3%
9位 松岡正海 13.1%
10位 中舘英二 12.2%

 特に面白みはないランキングになりました。あえて言うなら岩田の低さは、連続騎乗停止を食らうほど9月はリズムが悪かったことの表れなのでしょう。

 最後に、単勝と複勝の回収率ランキングです。

2007年9月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
上村洋行 313.1% 1位 藤岡佑介 109.5%
池添謙一 284.0% 2位 的場勇人 104.2%
北村宏司 258.1% 3位 木幡初広 102.2%
幸英明 203.1% 4位 村田一誠 100.6%
福永祐一 140.6% 5位 川田将雅 100.5%
小林徹弥 139.7% 6位 上村洋行 93.7%
和田竜二 137.1% 7位 幸英明 91.5%
藤岡康太 117.9% 8位 秋山真一郎 91.2%
後藤浩輝 107.4% 9位 岩田康誠 87.3%
中舘英二 103.9% 10位 小牧太 87.1%

 単勝と複勝で大きな差が出ました。複勝は100%超えが5人だけで、しかも9位から90%を超えられない有様。一方の単勝は3人が250%超えというレベルの高さ。池添も北村宏も他の月なら1位になってもおかしくない数字を出しています。
 池添は先月も単勝で2位になっていて、しかも数字を上げてきました。勝率のほうも高いですし、何かあったのでしょうか?

 9月は馬インフルエンザの影響で地方ジョッキーも海外ジョッキーも1人として乗らなかったことが割と影響したかも知れません。

 さて、10月からはいよいよG�気覆病腓�なレースが続きます。トップジョッキーが1箇所の競馬場に集まることが多くなるので、星の奪い合いが熾烈になりやすく、月末の集計が楽しみです。

〔調査データ〕2007年8月の騎手月間成績

 恒例の(実際どれくらいの人が関心を持ってくれてるんだろうか…)「JRA騎手月間成績」の8月版をまとめました。

 まずは、勝利数ランキングから。いつものことですが、勝利数が同数の場合は、騎乗数の少ない方を上位にしています。

2007年8月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 藤田伸二 13勝 60回
2位 岩田康誠 12勝 61回
3位 福永祐一 10勝 49回
4位 横山典弘 9勝 49回
5位 武豊 8勝 15回
6位 川田将雅 8勝 43回
7位 蛯名正義 6勝 49回
8位 田中勝春 6勝 55回
9位 吉田隼人 6勝 57回
10位 池添謙一 5勝 39回

 ついに藤田が単独トップを獲りました。北海道開催になればやはり彼のものということでしょうか。
 岩田は2か月続けて1位を逃しました。まぁ慣れない北海道で藤田にくっついていってるだけ大したものですが。
 しかし、海外出張とインフルエンザでの中止の関係で、最終週しか騎乗がなかった人が何でランクインしてるのでしょうか…。周りが勝たせすぎです。

 次に勝率です。今月は2日間の中止があったので、6日間でした。よって、6×4=24回以上の騎乗数の騎手が対象です。

2007年8月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 藤田伸二 21.7%
2位 福永祐一 20.4%
3位 岩田康誠 19.7%
4位 川田将雅 18.6%
5位 横山典弘 18.4%
6位 浜中俊 13.3%
7位 池添謙一 12.8%
8位 蛯名正義 12.2%
9位 橋本美純 12.0%
10位 安藤勝己 11.1%

 川田の18.6%は頑張りましたねぇ。地元九州の小倉だけに頑張りが違います。クイーンSは残念でしたが、この後もこの勢いを持続してもらいたいです。
 そして、見慣れぬ名前が…。浜中俊と橋本美純。この2人がアンカツの上をいくとは…。
 ちなみに、今月は最終週しか騎乗してないのに8勝した人は53.3%でしたが、規定騎乗数に足りないのでランク外です。

 最後に、回収率です。こちらも騎乗数が24回以上の騎手が対象です。

2007年8月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
角田晃一 250.9% 1位 角田晃一 202.3%
池添謙一 173.1% 2位 菊沢隆徳 159.2%
勝浦正樹 164.3% 3位 藤岡佑介 146.4%
川田将雅 128.8% 4位 池添謙一 121.5%
武士沢友治 127.2% 5位 横山典弘 114.5%
福永祐一 127.1% 6位 福永祐一 112.7%
秋山真一郎 121.9% 7位 勝浦正樹 110.0%
藤田伸二 113.2% 8位 吉田豊 108.0%
藤岡佑介 102.4% 9位 秋山真一郎 106.8%
横山典弘 99.6% 10位 石橋脩 105.5%

 角田がダブル1位となりました。やはり北九州記念が大きかったです。複勝も小刻みに人気薄を持ってきました。今年はかなり使える騎手です。この勢いでサマージョッキーをかっさらいそうです。

 今月の総括としては、4つ全てにランクインした池添、横山典、福永の3人がそこそこ頑張ったかなと。ただ福永は主に新潟での数字なわけで、新潟開催が終わる9月からはどうなんでしょうか。

 というわけで、9月開催は阪神、中山へと移ります。インフルエンザの影響でお手馬に乗れる騎手、乗れない騎手というのが出てきそうで、その辺がどう数字に表れるか、来月末が見ものです。

〔調査データ〕2007年7月の騎手月間成績

 恒例の「JRA騎手月間成績」の7月版をまとめました。

 まずは、勝利数ランキングから。いつものことですが、勝利数が同数の場合は、騎乗数の少ない方を上位にしています。

2007年7月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 武豊 27勝 80回
2位 藤田伸二 16勝 94回
3位 横山典弘 14勝 70回
4位 岩田康誠 12勝 60回
5位 後藤浩輝 12勝 76回
6位 田中勝春 12勝 78回
7位 安藤勝己 11勝 57回
8位 蛯名正義 11勝 72回
9位 北村宏司 9勝 81回
10位 川田将雅 9勝 84回

 今月、岡部幸雄のJRA最多勝利記録を更新した武豊が27勝で1位。これで全国リーディング争いは岩田との差を一気に「15」も詰めて2位に浮上。岩田は慣れない函館へ行ったわけですが、「せっかくリーディングを獲るチャンスなんだから、小倉で乗れば良かったのではないかなぁ」と思っていたら、案の定こういうことになっています。

 ちなみに、この「27勝」という数字は、安藤勝己が2月に叩き出した19勝を大きく上回る、今年の月間勝利数の最高記録なのですが、今月の武豊は騎乗80回のうち、1番人気に43回も騎乗。4番人気以下がたったの5回。単勝オッズが10倍以上の馬には1度も騎乗なし。これだけ馬を回してもらったらこういう数字を出さないほうがおかしいです(安藤が2月に19勝、勝率37.3%を出したときでさえ、安藤は5回に1回は単勝10倍以上の馬に騎乗)。この異常な状態は来月も引きずるのでしょうか。

 次に勝率を見てみます。まぁ勝率1位は見なくても分かりますが…。なお、毎度のことながら、規定騎乗数を上回った騎手が対象です。今月は開催日数が9日間だったので規定数は36回です。

2007年7月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 武豊 33.8%
2位 横山典弘 20.0%
2位 岩田康誠 20.0%
4位 安藤勝己 19.3%
5位 藤田伸二 17.0%
6位 小林徹弥 16.7%
7位 後藤浩輝 15.8%
8位 田中勝春 15.4%
9位 蛯名正義 15.3%
10位 武幸四郎 11.6%

 注目は6位の小林徹弥。よもや勝率ランキングに彼の名前を刻む日が来ようとは…。今月は彼に神が降臨したようです。

 次に、単勝と複勝の回収率を見てみます。こちらも規定騎乗数を上回った騎手が対象です。

2007年7月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
武幸四郎 264.2% 1位 武幸四郎 165.3%
村田一誠 236.3% 2位 藤岡佑介 150.1%
渡辺薫彦 205.3% 3位 木幡初広 135.2%
小林徹弥 177.6% 4位 角田晃一 123.6%
岩田康誠 160.2% 5位 小牧太 120.8%
熊沢重文 145.5% 6位 長谷川浩大 115.9%
田中博康 142.0% 7位 後藤浩輝 103.2%
横山典弘 136.1% 8位 渡辺薫彦 102.5%
田中健 108.2% 9位 丹内祐次 101.6%
石橋守 105.1% 10位 池添謙一 92.6%

 単勝・複勝ともに武幸四郎が1位を獲りました。函館記念と、最低人気で勝ったラベンダー賞が大きかったです。
 怪我で長期離脱していて、6月から復帰した丹内祐次が複勝の9位に入りました。復帰後まだ勝ちはないですが、地味に頑張っています。

 最後に、上記で名前の挙がらなかったものの頑張った騎手を。

 古川吉洋。騎乗は28回ながら5勝を挙げ、単勝・複勝ともに回収率は100%超を記録。いつも騎乗数が少ないので名前は出ませんが、今年に入ってから今月まで通しでの単勝回収率はほぼ200%です。結構使える騎手です。

 小坂忠士と横山義行。両名と障害で4勝を挙げました。障害レースは1日に1レースあるかないか、なので、この数字は驚異的です。それが東西1人ずつ出るとは。特に小坂は4勝のうち2勝が単勝オッズ30倍以上の人気薄なのが光ります。小坂は障害リーディングのトップに立ち、横山義行は怪我の出遅れがありながら3位に食い込んできました。

 8月は北海道シリーズが札幌に移るわけですが、これがどう影響するか楽しみです。また、武豊は月の前半は海外へ行くようなので、岩田康誠がその間に勝ち鞍をどれだけ増やして武豊を引き離すか注目です。

〔調査データ〕2007年上半期 騎手成績

 先週、2007年の上半期を終えたということで、これまでこのブログで掲載してきたJRA開催の騎手月間成績を上半期の通算でまとめてみました。

 「もうちょっと早く出せよ」というお声があろうかと思います。ごもっとも。遅くなって申し訳ないです。

 …というわけで、心にもない反省の弁もそこそこに、まとめたデータをさっさと書き出していきましょ〜。(こっちだって色々あんだよっ。善意で出してやってんだから文句言うなっ)

 まとめたのは、「勝利数」、もちろん気になる「回収率」、その他にこれまで月間成績には出してこなかったデータもまとめてみました。

 まずは勝利数から。
 上位10位までの騎手について、各月間での勝利数とその順位も載せました。(月間順位は純粋に勝利数の順位で、騎乗数の多寡は無視しています)

2007年 上半期(1〜6月) 騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 1月 2月 3月 4月 5月 6月
1位 岩田康誠 87勝 16勝 1位 9勝 4位 17勝 1位 14勝 1位 13勝 1位 18勝 1位
2位 安藤勝己 70勝 12勝 2位 19勝 1位 12勝 5位 13勝 3位 4勝 17位 10勝 6位
3位 田中勝春 61勝 10勝 6位 8勝 5位 14勝 2位 11勝 4位 7勝 8位 11勝 4位
4位 武豊 58勝 6勝 12位 8勝 5位 14勝 2位 6勝 12位 8勝 5位 16勝 2位
5位 横山典弘 56勝 11勝 3位 7勝 9位 12勝 5位 9勝 8位 6勝 11位 11勝 4位
6位 後藤浩輝 51勝 7勝 10位 10勝 2位 6勝 11位 10勝 6位 10勝 3位 8勝 9位
7位 蛯名正義 47勝 11勝 3位 4勝 18位 14勝 2位 7勝 10位 7勝 8位 4勝 18位
8位 中舘英二 46勝 9勝 7位 9勝 3位 6勝 11位 10勝 6位 8勝 5位 4勝 18位
9位 藤田伸二 44勝 – – – – 2勝 40位 14勝 1位 12勝 2位 16勝 2位
10位 四位洋文 41勝 11勝 3位 5勝 13位 9勝 7位 2勝 45位 4勝 17位 10勝 6位

 岩田がぶっちぎりでリーディングをひた走っているのはご存じでしょう。しかし、月間ごとに見てみたら、2月以外は全て1位だった、という事実が見えてきました。そらリーディングになるわ。

 武豊が今年は不調だと言われていますが、月間ごとに見てみると、2位になったのが2回あるだけ。見事な不調っぷりが見えてきました。さて、下半期にどれだけ追い上げるのか。

 すごいのは岩田だけではなく、実は藤田もすごい。前半のほぼ3カ月は騎乗停止だったものの、後半3か月だけで9位に食い込んでます。後半3か月は1位、2位、2位。7〜9月は得意の北海道シリーズなので、この勢いはしばらく続くでしょう。最終的にどの順位になるのか楽しみです。

 続いて、回収率を見てみましょう。
 ここで、騎乗数が少ない騎手がとんでもなく高い値で上位にこないように、規定騎乗回数を定める必要があります。毎度のことですが、開催1日あたりに4回以上騎乗している騎手に限ることにします。上半期は52日間の開催があったので、208回以上の騎乗があった騎手が対象になります。

 まずは単勝回収率から見てみます。

2007年 上半期(1〜6月) 騎手 単勝回収率 順位
順位 騎手 回収率 1月 2月 3月 4月 5月 6月
1位 大野拓弥 138.7% 86.8% 3.9% 155.5% 54.0% 73.2% 455.5%
2位 上村洋行 134.5% 429.8% 0% 98.0% 56.8% 87.9% 81.5%
3位 北村友一 132.9% 22.7% 436.5% 19.2% 199.4% 82.4% 135.2%
4位 武士沢友治 120.8% 226.4% 30.5% 4.4% 91.2% 339.4% 29.1%
5位 太宰啓介 117.1% 21.2% 85.4% 52.6% 44.5% 52.4% 423.6%
6位 小牧太 108.8% 70.0% 121.0% 147.5% 85.8% 132.3% 81.7%
7位 田中勝春 104.3% 100.1% 59.5% 154.4% 69.2% 101.8% 141.6%
8位 福永祐一 103.5% 150.5% 61.5% 104.3% 51.7% 116.2% 138.3%
9位 武幸四郎 103.0% 0% 293.3% 53.2% 63.2% 108.6% 114.2%
10位 安藤勝己 100.6% 125.2% 123.7% 72.9% 124.7% 61.5% 85.4%

 ちなみに、月間の数字の色が薄くなっているのは、月間の騎乗数が規定に届いていないことを示しています。
 う〜ん…、5位までの騎手は、平均すると高い数値なんですが、月間ごとに見たら浮き沈みが激しくて、アテにしづらいですね。太宰なんて6月の特大ホームランだけでこの位置にいるようなもんですし。
 この中でアテにできるのは小牧、田中勝、福永でしょうか。100%を割り込んだ回数が2回しかない田中勝と福永を選ぶか、還元率75%(=100%−控除率25%)を割り込んだことが1回しかない小牧を選ぶか、といったところです。

 次に複勝のほうを見てみます。

2007年 上半期(1〜6月) 騎手 複勝回収率 順位
順位 騎手 回収率 1月 2月 3月 4月 5月 6月
1位 上村洋行 122.3% 132.6% 72.3% 230.2% 67.8% 100.8% 82.6%
2位 松岡正海 109.6% 75.2% 158.5% 55.5% 140.6% 133.6% 90.5%
3位 北村友一 106.5% 129.1% 130.2% 54.7% 72.2% 116.8% 149.5%
4位 石橋脩 104.1% 110.4% 56.5% 64.0% 239.1% 43.7% 83.8%
5位 北村宏司 99.4% 69.9% 65.0% 159.0% 92.9% 119.2% 78.2%
6位 大野拓弥 99.3% 62.9% 64.5% 73.2% 70.8% 160.9% 178.6%
7位 福永祐一 95.1% 109.8% 56.6% 78.4% 91.4% 131.7% 105.4%
8位 小林淳一 91.8% 3.7% 0% 257.7% 14.0% 186.1% 60.8%
9位 岩田康誠 90.1% 88.6% 70.4% 77.0% 122.6% 93.3% 82.9%
10位 藤田伸二 88.0% – – 108.9% 97.0% 76.1% 82.0%

 100%を超えたのが4人だけになってしまいました。1人だけ100%を4回超えた北村友がアテできるといったところでしょうか。
 あと、5,6月と続けて100%を大きく超えてきた大野は、今後これが続くようだと楽しみな騎手となるでしょう。

 単勝と複勝ともに100%を超えたのは上村と北村友の2人となりました。北村友が使えることは何となく知っていましたが、上村は意外でしたねぇ。

 ここまで3つの表を出して、ふと思いました。勝利数の上位にいる騎手で、回収率で貢献している騎手は安藤勝と田中勝の2人だけ。あと複勝回収率の表に載った岩田も貢献しているとしましょう。じゃぁ勝利数でこの3人の直下につけている武豊と横山典弘の回収率はどうなっているのか? 気になるでしょ?

 以下のようになりました。

2007年 上半期(1〜6月) 武豊&横山典弘 回収率
騎手 回収率 1月 2月 3月 4月 5月 6月
武豊 単勝 52.3% 55.7% 26.4% 70.0% 34.6% 42.7% 80.8%
複勝 69.0% 60.3% 57.2% 96.3% 54.6% 53.4% 83.5%
横山典弘 単勝 69.5% 131.3% 47.6% 57.1% 43.9% 59.8% 61.4%
複勝 69.9% 70.4% 83.2% 77.3% 53.4% 49.0% 82.0%

 こら全然買えんわ。

 さて、次に出すのはちょっとした試み。芝・ダート別、騎乗馬の性別別に見たら成績に差はあるのか、を見てみます。

 まずは芝・ダート別から。勝利数上位5人と特定の騎手について表に出します。

2007年 上半期(1〜6月) 芝・ダート別成績
騎手 勝率 単勝
回収率
複勝
回収率
岩田康誠 芝 14.9% 76.4% 101.0%
ダート 20.0% 87.7% 81.1%
安藤勝己 芝 21.7% 76.0% 79.1%
ダート 28.8% 125.1% 92.8%
田中勝春 芝 18.1% 130.1% 94.7%
ダート 13.1% 82.3% 81.9%
武豊 芝 20.0% 61.9% 70.7%
ダート 14.4% 41.8% 67.1%
横山典弘 芝 11.4% 38.3% 52.3%
ダート 17.6% 96.3% 85.0%
小牧太 芝 7.5% 83.0% 81.9%
ダート 10.1% 132.9% 76.4%
赤木高太郎 芝 2.9% 40.9% 79.4%
ダート 5.8% 36.8% 54.3%
柴山雄一 芝 7.2% 136.2% 63.9%
ダート 6.2% 72.8% 75.1%
安藤光彰 芝 3.6% 42.2% 78.9%
ダート 5.9% 60.2% 44.3%
内田博幸 芝 9.5% 148.2% 93.0%
ダート 11.2% 76.1% 62.9%
吉田稔 芝 7.0% 127.9% 67.5%
ダート 8.5% 73.4% 57.8%
長谷川浩大 芝 9.7% 73.4% 42.2%
ダート 3.1% 52.8% 68.2%
渡辺薫彦 芝 6.4% 73.8% 66.9%
ダート 3.3% 40.8% 77.7%

 トップ5人を見て気づくのは、岩田と安藤勝はダートのほうが勝率が高い。それって地方出身だから? と思わずにはいられないですよね。だったら他の地方出身騎手や地方所属でJRAで騎乗の多い騎手はどうなっているのか調べてみました。結果は、地方・元地方騎手は柴山以外がダートのほうが高い、と出ました。地方騎手はダートで買え、と結論づけて良さそうです。(柴山は地方時代の騎乗数が他の騎手ほど多くない)
 逆に、ダートより断然芝が良いという騎手もいます。長谷川の芝の勝率はダートの3倍以上。渡辺も約2倍。また、表には載せませんでしたが、規定騎乗数に達していた中で一番酷かったのが小林淳。ダートは146回も騎乗しているのに1勝も挙げてません。ただの偶然でしょうか…?

 最後に、騎乗馬の性別別の成績を出してみました。

2007年 上半期(1〜6月) 牡・牝別成績
騎手 勝率 単勝
回収率
複勝
回収率
岩田康誠 牡・セン 18.6% 84.1% 88.8%
牝 15.6% 79.0% 93.1%
安藤勝己 牡・セン 25.1% 100.8% 89.4%
牝 25.6% 100.3% 77.2%
田中勝春 牡・セン 18.8% 121.2% 88.5%
牝 8.9% 71.6% 86.4%
武豊 牡・セン 19.3% 58.6% 73.1%
牝 11.6% 34.2% 57.2%
横山典弘 牡・セン 14.0% 44.7% 65.3%
牝 16.7% 131.9% 81.6%
藤田伸二 牡・セン 18.8% 87.4% 95.2%
牝 11.5% 57.6% 70.9%
角田晃一 牡・セン 11.2% 160.7% 132.5%
牝 3.4% 69.5% 47.4%
柴田善臣 牡・セン 9.9% 54.8% 74.6%
牝 14.1% 60.7% 85.2%
内田博幸 牡・セン 8.8% 62.6% 57.1%
牝 13.0% 186.1% 109.0%

 予め言っておきますと、牡馬の平均勝率は牝馬より2ポイントほど高いです。なので、岩田くらいの差はいたって普通です。逆に安藤勝のまるで差がないというのは、牝馬をやや得意にしている、と見て取れます。そして、武豊くらい牡馬のほうが高いと牝馬は得意ではない、ということになります。
 明らかに牝馬で勝ててないのが角田です。っていうか、牡馬の時しか頑張ってないんじゃないか、くらい差があります。あと、表に載せなかったなかでは、赤木が牝馬に92回騎乗して0勝です。12勝の中に牝馬での勝利はありません。極端すぎです。(勿論それが悪いわけではありません。むしろ牝馬に乗る赤木は切ればいいとはっきりしているので有難いくらいです)
 逆に牝馬で買いなのは内田博幸です。やはり「思い出の馬はドラールオウカン」と言っているのは伊達ではない、ということでしょうか。

 さて、如何だったでしょうか? このデータを下半期に活かすも活かさないも好きにお使いいただければ良いのですが、これで損したとか文句つけられても私は関知しませんよ。これは今年の上半期の成績がこうだった、というだけのことであって、下半期の傾向を示すものではありません。馬券は自己責任ですよ〜。

〔調査データ〕2007年6月の騎手月間成績

 少しばかり遅くなりましたが、JRAの6月開催の騎手成績をまとめました。

 まずは、勝利数ランキングから。いつものことですが、勝利数が同数の場合は、騎乗数の少ない方を上位にしています。

2007年6月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 岩田康誠 18勝 77回
2位 武豊 16勝 65回
3位 藤田伸二 16勝 87回
4位 田中勝春 11勝 69回
4位 横山典弘 11勝 69回
6位 安藤勝己 10勝 39回
7位 四位洋文 10勝 47回
8位 福永祐一 9勝 63回
9位 柴田善臣 8勝 60回
10位 後藤浩輝 8勝 74回

 1位は先月に引き続き岩田です。このままリーディングを突っ走るのでありましょうか?
 2位は武豊がやっと帰ってきました。先月は木幡に上を行かれるという屈辱を味わいましたが、それがバネになったのか、2位に這い上がってきました。
 騎乗数の関係で3位は藤田ですが、北海道シリーズになれば彼の天下。来月は1位になるかも知れません。

 さて、続いて勝率を見てみましょう。例によって、開催1日あたり4回以上の騎乗がある騎手を対象とします。6月は9日間開催だったので騎乗数36回以上の騎手とします。

2007年6月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 安藤勝己 25.6%
2位 武豊 24.6%
3位 岩田康誠 23.4%
4位 四位洋文 21.3%
5位 藤田伸二 18.4%
6位 田中勝春 15.9%
6位 横山典弘 15.9%
8位 福永祐一 14.3%
9位 柴田善臣 13.3%
10位 松岡正海 11.9%

 1位は安藤勝己が取り返しました。先月は絶不調で10位以内に入れなかったのですが、安田記念を獲って勢いが戻ったというところでしょうか。
 2位はこれまた武豊。先月から10ポイント以上も上げました。やっとエンジンがかかったのか。

 さて、最後に単勝回収率と複勝回収率を見てみます。こちらも勝率と同様に一定の騎乗数のある騎手が対象です。

2007年6月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
大野拓弥 455.5% 1位 中村将之 180.6%
太宰啓介 423.6% 2位 大野拓弥 178.6%
中村将之 268.8% 3位 北村友一 149.5%
熊沢重文 239.5% 4位 秋山真一郎 141.3%
北村宏司 232.8% 5位 太宰啓介 140.8%
吉田稔 209.6% 6位 安藤光彰 134.8%
四位洋文 181.3% 7位 池添謙一 132.8%
藤岡佑介 156.2% 8位 藤岡佑介 116.4%
田中勝春 141.6% 9位 熊沢重文 108.5%
福永祐一 138.3% 10位 福永祐一 105.4%

 単勝回収率は2人が400%を超えました。また、名古屋・吉田稔の200%超は素晴らしいと言えるでしょう。地方騎手が規定騎乗数を超えるだけでも大変なことですが、さらにこれだけの回収率を叩き出すのは容易ではないはず。
 複勝回収率で1位になった中村将之は昨年1年間の複勝回収率が3位だったことからも分かるように、人気薄に乗せたら結構持ってくる騎手です。今回は単勝のほうでもランクインしているので、単勝のほうでも買える騎手になるかどうか注目です。

〔調査データ〕2007年5月の騎手月間成績

 27日のダービーデーでJRAは5月開催が終了。例によって、騎手の月間成績を出してみましょう。

 まずは勝利数ランキングから。いつも通り、勝利数が同数の場合は騎乗数の少ない方を上位にしています。

2007年5月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 岩田康誠 13勝 67回
2位 藤田伸二 12勝 66回
3位 後藤浩輝 10勝 66回
4位 木幡初広 9勝 47回
5位 武豊 8勝 56回
6位 北村友一 8勝 62回
7位 中舘英二 8勝 68回
8位 田中勝春 7勝 50回
9位 小牧太 7勝 62回
10位 蛯名正義 7勝 66回

 上位2名は先月の1位と2位が入れ替わっただけとなりました。岩田はリーディングジョッキーの勢いそのままです。藤田は復帰してから調子が良いです。
 そして、注目は4位の木幡。ついに木幡が武豊を上回る日が来ましたか! まぁ最終週以外は全て新潟なんですが、それでも価値ある4位です。
 それと6位の北村友一も。デビューした頃から乗れる新人だとは思ってましたが、ここまで成長してきましたか。大きいレースが東京で続いた関係で西は騎手が手薄だったとはいえ、立派な成績といえるでしょう。

 次に勝率ランキングを見てみましょう。

2007年5月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 岩田康誠 19.4%
2位 木幡初広 19.1%
3位 藤田伸二 18.2%
4位 後藤浩輝 15.2%
5位 武豊 14.3%
6位 田中勝春 14.0%
7位 上村洋行 13.2%
8位 北村友一 12.9%
9位 横山典弘 12.0%
10位 中舘英二 11.8%

 惜しい! 木幡、惜しかった。あとちょっとで岩田を上回って1位だったのに…! ただ、岩田ほど騎乗馬に恵まれていない中でここまで岩田に肉薄したことは賞賛に値します。
 先月30%超という驚異的な数字を叩き出した安藤勝己は10.3%と、彼にしては低い数字となっていました。ダービーの敗戦は騎手の調子も一因だったのか。

 最後に、単勝回収率&複勝回収率を見てみましょう。

2007年5月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
武士沢友治 339.4% 1位 角田晃一 210.3%
藤岡康太 265.5% 2位 小林淳一 186.1%
後藤浩輝 218.6% 3位 大野拓弥 160.9%
内田博幸 209.5% 4位 藤岡康太 134.0%
幸英明 193.0% 5位 松岡正海 133.6%
熊沢重文 178.0% 6位 的場勇人 133.1%
角田晃一 170.3% 7位 福永祐一 131.7%
木幡初広 153.2% 8位 鮫島良太 129.1%
小林淳一 136.3% 9位 吉田豊 128.3%
小牧太 132.3% 10位 武士沢友治 124.1%

 単勝1位・武士沢の339.4%はわずか1勝での数字。単勝18330円を出せばこうなります。注目は2位の藤岡康太。弟のほうです。今月は4勝と活躍しました。地味に乗れる騎手かも知れません。
 複勝1位・角田は、19日中京2Rで16番人気を3着に持ってきたのが効いたようですが、他にも馬券圏内に多く絡んでいました。4勝を挙げており、5月は乗れた1ヶ月だったといえるでしょう。
 ちなみに、単勝・複勝ともに、その数字を出しても10位なのか、と思ってしまいました。今月はG�気�荒れまくりでしたが、全体的によく荒れたことをこのランキングが物語っています。

 さて、来月6月はG�気涼羌戮澆�あり、また北海道シリーズが始まるなど、騎手成績にも影響がありそうです。5月の成績はあまり参考にならないかも知れません。

〔調査データ〕2007年4月の騎手月間成績

 先月29日をもって、JRAの4月開催が終了しました。というわけで、例によって、騎手の月間成績を洗い出してみましょう。

 まずはリーディング10傑から。いつも通り、勝利数順で、同数の場合は騎乗数の少ないほうを上位としています。

2007年4月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 藤田伸二 14勝 84回
2位 岩田康誠 14勝 95回
3位 安藤勝己 13勝 43回
4位 吉田隼人 11勝 75回
5位 田中勝春 11勝 79回
6位 中舘英二 10勝 77回
7位 後藤浩輝 10勝 80回
8位 横山典弘 9勝 62回
9位 石橋脩 8勝 65回
10位 小牧太 7勝 64回

 騎乗数の差で藤田が1位となりました。3ヶ月の騎乗停止明けから見事な返り咲きです。それにしても84もの騎乗を受けられるとは、騎乗依頼を受けるのに素行は関係ないようです。それともよっぽど反省の姿勢を厩舎関係者に示したのでしょうか。
 2位の岩田は2ヶ月連続の1位を逃しました。本人も気にしているようですが、もう少し人気馬での取りこぼしを減らさないといけないようです。
 それにしても、関東で一番が吉田隼人ですか。関東のレベルが低くなったのか、それとも吉田隼人が上手くなったのか。

 次に勝率を見てみましょう。例によって、規定騎乗回数を「開催日数×4」として、今月は9日間あったので、36回以上の騎乗数のある騎手が対象です。

2007年4月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 安藤勝己 30.2%
2位 藤田伸二 16.7%
3位 岩田康誠 14.7%
4位 吉田隼人 14.7%
5位 横山典弘 14.5%
6位 田中勝春 13.9%
7位 中舘英二 13.0%
8位 後藤浩輝 12.5%
9位 石橋脩 12.3%
10位 武豊 12.0%

 アンカツが先月に引き続き1位です。それも先月以上の数字で。この人の勢い、止まりませんなぁ。騎乗数を増やす気はないらしく、少数精鋭で臨むようですが、それでも今年のリーディングを獲りかねない感じです。

 最後に、単勝回収率および複勝回収率を見てみましょう。これも規定騎乗回数として騎乗36回以上の騎手が対象です。

2007年4月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
柴山雄一 254.0% 1位 石橋脩 239.1%
北村友一 199.4% 2位 田中克典 153.0%
北村宏司 176.2% 3位 江田照男 149.1%
渡辺薫彦 141.6% 4位 松岡正海 140.6%
幸英明 140.5% 5位 渡辺薫彦 128.9%
安藤勝己 124.7% 6位 岩田康誠 122.6%
和田竜二 123.4% 7位 二本柳壮 116.5%
後藤浩輝 122.1% 8位 後藤浩輝 115.0%
芹沢純一 114.3% 9位 幸英明 113.8%
西田雄一郎 111.8% 10位 秋山真一郎 106.7%

 単勝回収率1位は柴山が就きました。福島牝馬S、石和特別、スイートピーSと特別3レースで中穴をあけたのもさることながら、阪神8日目5Rで8980円を出したのが大きかったです。
 複勝回収率1位は石橋脩。リーディングでも9位にランクインし、単勝回収率では名前がないということは、人気馬は確実に勝たせ、人気薄を2,3着に持ってきている、ということ。調子いいようです。

 あと、ここに名前のないところでいえば、怪我から復帰した佐藤哲三がいきなり5勝。単勝回収率も複勝回収率も100%を超えており、騎乗にまだ満足がいかないという本人の弁が空恐ろしく聞こえる数字が出ています。
 また、障害で出津孝一が今月6戦3勝として障害リーディングに立ちました。専門騎手としての意地が今年見られるか楽しみです。

〔調査データ〕2007年3月の騎手月間成績

 先月31日をもって、土曜ではありましたが、JRAの3月開催が終了しました。というわけで、いつも通り、月間騎手成績を出してみましょう。

 まずはリーディング10傑から。例によって勝ち数順で、同じ勝ち数は騎乗数の少ない方を上位としています。

2007年3月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 岩田康誠 17勝 89回
2位 武豊 14勝 63回
3位 田中勝春 14勝 68回
4位 蛯名正義 14勝 71回
5位 安藤勝己 12勝 51回
6位 横山典弘 12勝 73回
7位 四位洋文 9勝 68回
8位 鮫島良太 8勝 78回
9位 和田竜二 7勝 72回
10位 幸英明 7勝 90回

 先月は安藤が19勝と鬼のような数字を出しましたが、今月は岩田が17勝で首位となりました。14勝が3人も出て、今月は上位騎手に勝利が偏った感がありました。

 では次に勝率を見てみましょう。例によって規定騎乗回数は「開催日数×4」ということで、今月は9日間あったので36回以上とします。

2007年3月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 安藤勝己 23.5%
2位 武豊 22.2%
3位 田中勝春 20.6%
4位 蛯名正義 19.7%
5位 岩田康誠 19.1%
6位 横山典弘 16.4%
7位 四位洋文 13.2%
8位 秋山真一郎 11.3%
9位 藤岡佑介 11.1%
10位 鮫島良太 10.3%

 勝率は今月も安藤勝己が獲りました。先月のような37%という驚異的な数字ではないものの、高い数字を維持し続けるのはさすがです。
 注目は勝春の20%超えでしょうか。関東リーディングを走っているだけのことはあります。

 最後に回収率を見てみましょう。こちらも騎乗数が36回以上の騎手が対象です。

2007年3月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
田中健 243.2% 1位 小林淳一 257.7%
蛯名正義 168.9% 2位 上村洋行 230.2%
大野拓弥 155.5% 3位 木幡初広 172.0%
田中勝春 154.4% 4位 北村宏司 159.0%
小牧太 147.5% 5位 武幸四郎 118.3%
勝浦正樹 130.6% 6位 津村明秀 115.2%
吉田隼人 129.3% 7位 芹沢純一 114.2%
芹沢純一 120.2% 8位 田中博康 113.3%
小林淳一 117.9% 9位 幸英明 109.4%
秋山真一郎 104.5% 10位 池添謙一 108.9%

 単勝回収率のトップはなんと今月デビューしたばかりの田中健。新人がデビュー月に40回もの騎乗があったこと自体驚きですが、そこで結果を出すのもすごい。これは期待の新人かも知れません。
 複勝回収率は小林淳一がトップとなりました。人気馬での仕事はイマイチな代わりに人気薄を持ってくることがある騎手で、買いづらい騎手です。

 というわけで、いよいよ春真っ盛りの競馬シーズンに突入するわけですが、これがその参考になりましたでしょうか。

〔調査データ〕2月の騎手月間成績

 JRAでは25日で2月開催が終了しました。よって、恒例の騎手月間成績を出してみましょう。

 まずはリーディング10傑から。勝ち数が同じ場合は騎乗数の少ない方を上位に挙げています。

2007年2月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 安藤勝己 19勝 51回
2位 後藤浩輝 10勝 61回
3位 中舘英二 9勝 60回
4位 岩田康誠 9勝 73回
5位 デムーロ 8勝 26回
6位 ペリエ 8勝 56回
7位 田中勝春 8勝 63回
8位 武豊 8勝 64回
9位 横山典弘 7勝 50回
10位 吉田豊 7勝 53回

 2月はG�気魎泙狃転�3勝と絶好調だった安藤が19勝と他を圧倒しました。2位・後藤の10勝が霞んで見えます。

 では、次に勝率の上位10人を見てみましょう。規定騎乗回数はいつも通り、1日4鞍として、2月は8日間開催されたので32回以上とします。

2007年2月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 安藤勝己 37.3%
2位 後藤浩輝 16.4%
3位 中舘英二 15.0%
4位 ペリエ 14.3%
5位 横山典弘 14.0%
6位 吉田豊 13.2%
7位 北村友一 13.0%
8位 田中勝春 12.7%
9位 武豊 12.5%
10位 岩田康誠 12.3%

 これまた安藤が圧勝しました。2位・後藤の2倍以上とは恐れ入りました。他は何をやっているのでしょうか。
 ちなみに、デムーロが規定回数に6回足りなくてランク外となりましたが、その6回を騎乗して全て未勝利だとしても勝率は25%になるので、実質の2位はデムーロだったということになります。
 また、7位にランクインした北村友は関西で乗れている若手ですが、武豊や岩田康誠を上回ったのは、騎乗馬の質を考慮すればかなり自慢していい数字でしょう。

 次に単勝回収率と複勝回収率を見てみましょう。これも規定騎乗回数は32回です。

2007年2月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
北村友一 436.5% 1位 赤木高太郎 173.2%
武幸四郎 293.3% 2位 松岡正海 158.5%
勝浦正樹 222.5% 3位 本田優 150.6%
柴山雄一 166.5% 4位 田中勝春 135.4%
上野翔 147.8% 5位 北村友一 130.2%
吉田豊 126.4% 6位 吉田豊 115.3%
安藤勝己 123.7% 7位 武幸四郎 110.2%
小牧太 121.0% 8位 中舘英二 104.0%
長谷川浩大 118.9% 9位 幸英明 101.2%
江田照男 118.0% 10位 池添謙一 101.0%

 単勝回収率はブッチギリで北村友が1位となりました。いかに人気薄を多く勝たせたかが判ります。2・3位には穴ジョッキーの武幸と勝浦がランクイン。今年も注目かも知れません。
 複勝回収率の3位には我らが本田がランクイン。最後の最後で輝きを放ちました。

 最後に、月間成績ではなく、1月と合わせたこの2ヶ月間での人気別成績を見て特徴的な2人をご紹介しましょう。
 まずは福永。こいつの1番人気での勝率はナンとたったの9.1%。平均の3分の1にも満たないです。ところが2番人気での勝率は31.2%。こちらは平均の2倍弱。人気馬だと人気のプレッシャーに負けるのでしょうか。
 そしてもう一人は絶好調・安藤。勝率の高さは上に記した通りですが、1番人気に限定すると50%。連対率は71.4%。2番人気での勝率は33.3%、3番人気では26.3%で、どちらも平均の2倍ほど。もう凄さを通り越して苦笑してしまいます。

 以上が2月のデータでした。これが3月に役立つかどうかは私の責任外ですのであしからず。