月: 2007年7月

〔調査データ〕2007年7月の騎手月間成績

 恒例の「JRA騎手月間成績」の7月版をまとめました。

 まずは、勝利数ランキングから。いつものことですが、勝利数が同数の場合は、騎乗数の少ない方を上位にしています。

2007年7月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 武豊 27勝 80回
2位 藤田伸二 16勝 94回
3位 横山典弘 14勝 70回
4位 岩田康誠 12勝 60回
5位 後藤浩輝 12勝 76回
6位 田中勝春 12勝 78回
7位 安藤勝己 11勝 57回
8位 蛯名正義 11勝 72回
9位 北村宏司 9勝 81回
10位 川田将雅 9勝 84回

 今月、岡部幸雄のJRA最多勝利記録を更新した武豊が27勝で1位。これで全国リーディング争いは岩田との差を一気に「15」も詰めて2位に浮上。岩田は慣れない函館へ行ったわけですが、「せっかくリーディングを獲るチャンスなんだから、小倉で乗れば良かったのではないかなぁ」と思っていたら、案の定こういうことになっています。

 ちなみに、この「27勝」という数字は、安藤勝己が2月に叩き出した19勝を大きく上回る、今年の月間勝利数の最高記録なのですが、今月の武豊は騎乗80回のうち、1番人気に43回も騎乗。4番人気以下がたったの5回。単勝オッズが10倍以上の馬には1度も騎乗なし。これだけ馬を回してもらったらこういう数字を出さないほうがおかしいです(安藤が2月に19勝、勝率37.3%を出したときでさえ、安藤は5回に1回は単勝10倍以上の馬に騎乗)。この異常な状態は来月も引きずるのでしょうか。

 次に勝率を見てみます。まぁ勝率1位は見なくても分かりますが…。なお、毎度のことながら、規定騎乗数を上回った騎手が対象です。今月は開催日数が9日間だったので規定数は36回です。

2007年7月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 武豊 33.8%
2位 横山典弘 20.0%
2位 岩田康誠 20.0%
4位 安藤勝己 19.3%
5位 藤田伸二 17.0%
6位 小林徹弥 16.7%
7位 後藤浩輝 15.8%
8位 田中勝春 15.4%
9位 蛯名正義 15.3%
10位 武幸四郎 11.6%

 注目は6位の小林徹弥。よもや勝率ランキングに彼の名前を刻む日が来ようとは…。今月は彼に神が降臨したようです。

 次に、単勝と複勝の回収率を見てみます。こちらも規定騎乗数を上回った騎手が対象です。

2007年7月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
武幸四郎 264.2% 1位 武幸四郎 165.3%
村田一誠 236.3% 2位 藤岡佑介 150.1%
渡辺薫彦 205.3% 3位 木幡初広 135.2%
小林徹弥 177.6% 4位 角田晃一 123.6%
岩田康誠 160.2% 5位 小牧太 120.8%
熊沢重文 145.5% 6位 長谷川浩大 115.9%
田中博康 142.0% 7位 後藤浩輝 103.2%
横山典弘 136.1% 8位 渡辺薫彦 102.5%
田中健 108.2% 9位 丹内祐次 101.6%
石橋守 105.1% 10位 池添謙一 92.6%

 単勝・複勝ともに武幸四郎が1位を獲りました。函館記念と、最低人気で勝ったラベンダー賞が大きかったです。
 怪我で長期離脱していて、6月から復帰した丹内祐次が複勝の9位に入りました。復帰後まだ勝ちはないですが、地味に頑張っています。

 最後に、上記で名前の挙がらなかったものの頑張った騎手を。

 古川吉洋。騎乗は28回ながら5勝を挙げ、単勝・複勝ともに回収率は100%超を記録。いつも騎乗数が少ないので名前は出ませんが、今年に入ってから今月まで通しでの単勝回収率はほぼ200%です。結構使える騎手です。

 小坂忠士と横山義行。両名と障害で4勝を挙げました。障害レースは1日に1レースあるかないか、なので、この数字は驚異的です。それが東西1人ずつ出るとは。特に小坂は4勝のうち2勝が単勝オッズ30倍以上の人気薄なのが光ります。小坂は障害リーディングのトップに立ち、横山義行は怪我の出遅れがありながら3位に食い込んできました。

 8月は北海道シリーズが札幌に移るわけですが、これがどう影響するか楽しみです。また、武豊は月の前半は海外へ行くようなので、岩田康誠がその間に勝ち鞍をどれだけ増やして武豊を引き離すか注目です。

「ダンゴ打ち」7月期終了〜

 重賞予想ゲーム『みんなのダンゴ打ち』の7月場所が、29日の小倉記念をもちまして終了しました。

 7月場所の優勝は、

西ノ海嘉治郎さんです。得点は30170点。先月に続いての2連覇となりました。残り2週という時点では0点でしたが、3点すべてが4ケタ配当となった函館記念を◎−▲−△の3点的中で一気にトップに立つという見事な逆転勝利を収められました。先月といい、終盤にお強いです。8月場所は自己新となる3連覇を目指して頑張ってください。

 2位は、

 鎌倉重明さんです。得点は25340点。初っ端の函館スプリントでいちばん配当のついた2‐3着を◎−○的中でいきなりセーフティーリードを築かれ、その後も加点があったのですが、今回は西ノ海さんの強襲が決まってしまった感じです。

 8月期は、中央は札幌記念など8重賞が、地方は14日にサマーチャンピオン(佐賀)、15日にクラスターカップ(水沢)が行われます。8月期もよろしくお願いします。
 (参加申し込みはいつでも受け付けております)

脳内メーカーやってみた & 小倉記念予想

 以前から話題になってて、やってみようと思いながらすっかり忘れていた「脳内メーカー」を先日今更ながらやってみた。

 聞けば、たった1つのテキストボックスに名前を入力するだけで脳内を数種類の文字の分布で示してくれるのだそうだ。

 ためしにやってみると、確かに文字列(名前)を1つ入れるだけ。同じ文字列を何度入れてみても結果は同じ。つまりタイミングは関係なし。ということは、入力された文字列を1文字ずつバラして、それぞれの文字コードを作者が適当に作った関数に入れて文字の種類と分布を決定させているだけのようだ。昔あったネームバトラーみたいなもんだ。

 ということは、生まれた年も場所も全く違うが、名前の文字列が全く同じ人物ならみんな同じ脳内ということになる。なのでこんなもので一喜一憂するのはナンセンスであり、シャレ心なしでは楽しくもなんともない代物であるが、でも面白い。

 ならば、有名な名前なんだけど、その名前を使った人が30人以上もいる名前ではどうかシャレで試してみよう。

 え? 「そんな名前があるのか」ですと? あります。それは、「式守伊之助」…37人。「木村庄之助」…35人だ。

 まずは「式守伊之助」から。
式守伊之助の脳内

 「友」でいっぱいだ。この場合、「友」は友人関係というより人間関係かもしれない。というのも、式守伊之助の地位まで上がれば、やはり行司としての最高地位である木村庄之助まで上りつめたいもの。「庄之助のヤツ、早く辞めてくれねぇかなぁ」とか思っているのだろう。だがその本心は表に出すわけにはいかないので、「秘」として隠しているものと思われる。歴代の伊之助の苦しい胸の内がいま明かされた。

 次に「木村庄之助」。
木村庄之助の脳内

 「食」でいっぱいだ。人間、最高の地位まで上り詰めて出世欲が満たされると、食べることくらいしか欲がないようだ。「休」は、庄之助になれば一日に裁くのは一番だけになってしまうので、サボりグセがついてしまって「はやく場所が終わらねぇかなぁ」などと思うようになってしまうのだろう。悲しいことだ。また、自分に逆らえる行司は一人もいないため、「多少の嘘をついても構わねぇ」とか思って「嘘」があるのかも知れない。歴代の庄之助は結構人間くさい考えを持ってきたようだ。

 とまぁ、こんなくだらない妄想はさておいて、では自分はどうなのだろう。やはり気になる。

 で、青汁注射はこうなった。
青汁注射の脳内

 やたら「友」だらけなのだが、実は私は友人が少ない。友達想いではないし、人間関係を構築するのがとても苦手で、大事にしようという気概がない。この図は明らかに間違いだ。脳内メーカー敗れたり。あ、でも「友」って居酒屋のことかも。居酒屋『友』のことで普段は頭がいっぱいなのか。じゃぁこの図の「友」は「酒」に変えてくれ。

 では、『web楡馬』レギュラーメンバーの他の御三方はどうなのか。勝手にやってみた。万が一にもいらっしゃらないとは思うが、我々の予想を参考に馬券選びをしているという酔狂なお方のために、我々の脳内を示しておくのも必要と思ってみたわけ。
(>御三方 無断でやってすいません。でもどうせ誰でもできちゃうので怒らないでください。それにシャレですから)

まず西ノ海氏から。
西ノ海嘉治郎の脳内

 次に鎌倉氏。
鎌倉重明の脳内

 最後に独帝氏。
独帝の脳内

 私・青汁を含めた4人を見て思うのは、「金」の文字が1つしかない…。なんとカネに執着しない面々なのか。逆にいえば、馬券を当てようと思ってない、ってことの表れじゃないかっ。競馬新聞としてそれはどうだろう、という結果だが、それが『web楡馬』の実態だ。どうだ、思い知ったか! これからもどうぞ御贔屓に。次回は札幌記念の週です。

 あ〜、そうそう。小倉記念ね。

 ◎ニホンピロキース(赤木に初重賞を)
 ○ソリッドプラチナム(夏は牝馬�機�
 ▲サンレイジャスパー(夏は牝馬�供�
 △ニルヴァーナ(勢いのある良血)
 △アップドラフト(休み明け2戦目。小倉開催の川田)

web競馬新聞『web楡馬』<アイビスサマーダッシュ>号発行

 web競馬新聞『web楡馬』アイビスサマーダッシュ号(通巻31号)を発行しました。開幕週だけに高速決着が見たかったですが、降雨で時計は期待できないでしょうか。

<通巻31号のラインナップ>

  • 本紙/西ノ海嘉治郎
  • 鎌倉重明 − 『I’am 女優宣言』
  • 青汁注射 − 『世の中をまっすぐ見れない僕だから』
  • 編集/独帝 − 『制球勝負』

web楡馬 通巻31号 アイビスサマーダッシュ

 次号は8月18日に札幌記念号を発行予定です。秋のG�汽轡蝓璽困貌�るまではゆるゆるとした発行ペースになりますが、次号も『web楡馬』をよろしくお願いします。

〔調査データ〕2007年上半期 騎手成績

 先週、2007年の上半期を終えたということで、これまでこのブログで掲載してきたJRA開催の騎手月間成績を上半期の通算でまとめてみました。

 「もうちょっと早く出せよ」というお声があろうかと思います。ごもっとも。遅くなって申し訳ないです。

 …というわけで、心にもない反省の弁もそこそこに、まとめたデータをさっさと書き出していきましょ〜。(こっちだって色々あんだよっ。善意で出してやってんだから文句言うなっ)

 まとめたのは、「勝利数」、もちろん気になる「回収率」、その他にこれまで月間成績には出してこなかったデータもまとめてみました。

 まずは勝利数から。
 上位10位までの騎手について、各月間での勝利数とその順位も載せました。(月間順位は純粋に勝利数の順位で、騎乗数の多寡は無視しています)

2007年 上半期(1〜6月) 騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 1月 2月 3月 4月 5月 6月
1位 岩田康誠 87勝 16勝 1位 9勝 4位 17勝 1位 14勝 1位 13勝 1位 18勝 1位
2位 安藤勝己 70勝 12勝 2位 19勝 1位 12勝 5位 13勝 3位 4勝 17位 10勝 6位
3位 田中勝春 61勝 10勝 6位 8勝 5位 14勝 2位 11勝 4位 7勝 8位 11勝 4位
4位 武豊 58勝 6勝 12位 8勝 5位 14勝 2位 6勝 12位 8勝 5位 16勝 2位
5位 横山典弘 56勝 11勝 3位 7勝 9位 12勝 5位 9勝 8位 6勝 11位 11勝 4位
6位 後藤浩輝 51勝 7勝 10位 10勝 2位 6勝 11位 10勝 6位 10勝 3位 8勝 9位
7位 蛯名正義 47勝 11勝 3位 4勝 18位 14勝 2位 7勝 10位 7勝 8位 4勝 18位
8位 中舘英二 46勝 9勝 7位 9勝 3位 6勝 11位 10勝 6位 8勝 5位 4勝 18位
9位 藤田伸二 44勝 – – – – 2勝 40位 14勝 1位 12勝 2位 16勝 2位
10位 四位洋文 41勝 11勝 3位 5勝 13位 9勝 7位 2勝 45位 4勝 17位 10勝 6位

 岩田がぶっちぎりでリーディングをひた走っているのはご存じでしょう。しかし、月間ごとに見てみたら、2月以外は全て1位だった、という事実が見えてきました。そらリーディングになるわ。

 武豊が今年は不調だと言われていますが、月間ごとに見てみると、2位になったのが2回あるだけ。見事な不調っぷりが見えてきました。さて、下半期にどれだけ追い上げるのか。

 すごいのは岩田だけではなく、実は藤田もすごい。前半のほぼ3カ月は騎乗停止だったものの、後半3か月だけで9位に食い込んでます。後半3か月は1位、2位、2位。7〜9月は得意の北海道シリーズなので、この勢いはしばらく続くでしょう。最終的にどの順位になるのか楽しみです。

 続いて、回収率を見てみましょう。
 ここで、騎乗数が少ない騎手がとんでもなく高い値で上位にこないように、規定騎乗回数を定める必要があります。毎度のことですが、開催1日あたりに4回以上騎乗している騎手に限ることにします。上半期は52日間の開催があったので、208回以上の騎乗があった騎手が対象になります。

 まずは単勝回収率から見てみます。

2007年 上半期(1〜6月) 騎手 単勝回収率 順位
順位 騎手 回収率 1月 2月 3月 4月 5月 6月
1位 大野拓弥 138.7% 86.8% 3.9% 155.5% 54.0% 73.2% 455.5%
2位 上村洋行 134.5% 429.8% 0% 98.0% 56.8% 87.9% 81.5%
3位 北村友一 132.9% 22.7% 436.5% 19.2% 199.4% 82.4% 135.2%
4位 武士沢友治 120.8% 226.4% 30.5% 4.4% 91.2% 339.4% 29.1%
5位 太宰啓介 117.1% 21.2% 85.4% 52.6% 44.5% 52.4% 423.6%
6位 小牧太 108.8% 70.0% 121.0% 147.5% 85.8% 132.3% 81.7%
7位 田中勝春 104.3% 100.1% 59.5% 154.4% 69.2% 101.8% 141.6%
8位 福永祐一 103.5% 150.5% 61.5% 104.3% 51.7% 116.2% 138.3%
9位 武幸四郎 103.0% 0% 293.3% 53.2% 63.2% 108.6% 114.2%
10位 安藤勝己 100.6% 125.2% 123.7% 72.9% 124.7% 61.5% 85.4%

 ちなみに、月間の数字の色が薄くなっているのは、月間の騎乗数が規定に届いていないことを示しています。
 う〜ん…、5位までの騎手は、平均すると高い数値なんですが、月間ごとに見たら浮き沈みが激しくて、アテにしづらいですね。太宰なんて6月の特大ホームランだけでこの位置にいるようなもんですし。
 この中でアテにできるのは小牧、田中勝、福永でしょうか。100%を割り込んだ回数が2回しかない田中勝と福永を選ぶか、還元率75%(=100%−控除率25%)を割り込んだことが1回しかない小牧を選ぶか、といったところです。

 次に複勝のほうを見てみます。

2007年 上半期(1〜6月) 騎手 複勝回収率 順位
順位 騎手 回収率 1月 2月 3月 4月 5月 6月
1位 上村洋行 122.3% 132.6% 72.3% 230.2% 67.8% 100.8% 82.6%
2位 松岡正海 109.6% 75.2% 158.5% 55.5% 140.6% 133.6% 90.5%
3位 北村友一 106.5% 129.1% 130.2% 54.7% 72.2% 116.8% 149.5%
4位 石橋脩 104.1% 110.4% 56.5% 64.0% 239.1% 43.7% 83.8%
5位 北村宏司 99.4% 69.9% 65.0% 159.0% 92.9% 119.2% 78.2%
6位 大野拓弥 99.3% 62.9% 64.5% 73.2% 70.8% 160.9% 178.6%
7位 福永祐一 95.1% 109.8% 56.6% 78.4% 91.4% 131.7% 105.4%
8位 小林淳一 91.8% 3.7% 0% 257.7% 14.0% 186.1% 60.8%
9位 岩田康誠 90.1% 88.6% 70.4% 77.0% 122.6% 93.3% 82.9%
10位 藤田伸二 88.0% – – 108.9% 97.0% 76.1% 82.0%

 100%を超えたのが4人だけになってしまいました。1人だけ100%を4回超えた北村友がアテできるといったところでしょうか。
 あと、5,6月と続けて100%を大きく超えてきた大野は、今後これが続くようだと楽しみな騎手となるでしょう。

 単勝と複勝ともに100%を超えたのは上村と北村友の2人となりました。北村友が使えることは何となく知っていましたが、上村は意外でしたねぇ。

 ここまで3つの表を出して、ふと思いました。勝利数の上位にいる騎手で、回収率で貢献している騎手は安藤勝と田中勝の2人だけ。あと複勝回収率の表に載った岩田も貢献しているとしましょう。じゃぁ勝利数でこの3人の直下につけている武豊と横山典弘の回収率はどうなっているのか? 気になるでしょ?

 以下のようになりました。

2007年 上半期(1〜6月) 武豊&横山典弘 回収率
騎手 回収率 1月 2月 3月 4月 5月 6月
武豊 単勝 52.3% 55.7% 26.4% 70.0% 34.6% 42.7% 80.8%
複勝 69.0% 60.3% 57.2% 96.3% 54.6% 53.4% 83.5%
横山典弘 単勝 69.5% 131.3% 47.6% 57.1% 43.9% 59.8% 61.4%
複勝 69.9% 70.4% 83.2% 77.3% 53.4% 49.0% 82.0%

 こら全然買えんわ。

 さて、次に出すのはちょっとした試み。芝・ダート別、騎乗馬の性別別に見たら成績に差はあるのか、を見てみます。

 まずは芝・ダート別から。勝利数上位5人と特定の騎手について表に出します。

2007年 上半期(1〜6月) 芝・ダート別成績
騎手 勝率 単勝
回収率
複勝
回収率
岩田康誠 芝 14.9% 76.4% 101.0%
ダート 20.0% 87.7% 81.1%
安藤勝己 芝 21.7% 76.0% 79.1%
ダート 28.8% 125.1% 92.8%
田中勝春 芝 18.1% 130.1% 94.7%
ダート 13.1% 82.3% 81.9%
武豊 芝 20.0% 61.9% 70.7%
ダート 14.4% 41.8% 67.1%
横山典弘 芝 11.4% 38.3% 52.3%
ダート 17.6% 96.3% 85.0%
小牧太 芝 7.5% 83.0% 81.9%
ダート 10.1% 132.9% 76.4%
赤木高太郎 芝 2.9% 40.9% 79.4%
ダート 5.8% 36.8% 54.3%
柴山雄一 芝 7.2% 136.2% 63.9%
ダート 6.2% 72.8% 75.1%
安藤光彰 芝 3.6% 42.2% 78.9%
ダート 5.9% 60.2% 44.3%
内田博幸 芝 9.5% 148.2% 93.0%
ダート 11.2% 76.1% 62.9%
吉田稔 芝 7.0% 127.9% 67.5%
ダート 8.5% 73.4% 57.8%
長谷川浩大 芝 9.7% 73.4% 42.2%
ダート 3.1% 52.8% 68.2%
渡辺薫彦 芝 6.4% 73.8% 66.9%
ダート 3.3% 40.8% 77.7%

 トップ5人を見て気づくのは、岩田と安藤勝はダートのほうが勝率が高い。それって地方出身だから? と思わずにはいられないですよね。だったら他の地方出身騎手や地方所属でJRAで騎乗の多い騎手はどうなっているのか調べてみました。結果は、地方・元地方騎手は柴山以外がダートのほうが高い、と出ました。地方騎手はダートで買え、と結論づけて良さそうです。(柴山は地方時代の騎乗数が他の騎手ほど多くない)
 逆に、ダートより断然芝が良いという騎手もいます。長谷川の芝の勝率はダートの3倍以上。渡辺も約2倍。また、表には載せませんでしたが、規定騎乗数に達していた中で一番酷かったのが小林淳。ダートは146回も騎乗しているのに1勝も挙げてません。ただの偶然でしょうか…?

 最後に、騎乗馬の性別別の成績を出してみました。

2007年 上半期(1〜6月) 牡・牝別成績
騎手 勝率 単勝
回収率
複勝
回収率
岩田康誠 牡・セン 18.6% 84.1% 88.8%
牝 15.6% 79.0% 93.1%
安藤勝己 牡・セン 25.1% 100.8% 89.4%
牝 25.6% 100.3% 77.2%
田中勝春 牡・セン 18.8% 121.2% 88.5%
牝 8.9% 71.6% 86.4%
武豊 牡・セン 19.3% 58.6% 73.1%
牝 11.6% 34.2% 57.2%
横山典弘 牡・セン 14.0% 44.7% 65.3%
牝 16.7% 131.9% 81.6%
藤田伸二 牡・セン 18.8% 87.4% 95.2%
牝 11.5% 57.6% 70.9%
角田晃一 牡・セン 11.2% 160.7% 132.5%
牝 3.4% 69.5% 47.4%
柴田善臣 牡・セン 9.9% 54.8% 74.6%
牝 14.1% 60.7% 85.2%
内田博幸 牡・セン 8.8% 62.6% 57.1%
牝 13.0% 186.1% 109.0%

 予め言っておきますと、牡馬の平均勝率は牝馬より2ポイントほど高いです。なので、岩田くらいの差はいたって普通です。逆に安藤勝のまるで差がないというのは、牝馬をやや得意にしている、と見て取れます。そして、武豊くらい牡馬のほうが高いと牝馬は得意ではない、ということになります。
 明らかに牝馬で勝ててないのが角田です。っていうか、牡馬の時しか頑張ってないんじゃないか、くらい差があります。あと、表に載せなかったなかでは、赤木が牝馬に92回騎乗して0勝です。12勝の中に牝馬での勝利はありません。極端すぎです。(勿論それが悪いわけではありません。むしろ牝馬に乗る赤木は切ればいいとはっきりしているので有難いくらいです)
 逆に牝馬で買いなのは内田博幸です。やはり「思い出の馬はドラールオウカン」と言っているのは伊達ではない、ということでしょうか。

 さて、如何だったでしょうか? このデータを下半期に活かすも活かさないも好きにお使いいただければ良いのですが、これで損したとか文句つけられても私は関知しませんよ。これは今年の上半期の成績がこうだった、というだけのことであって、下半期の傾向を示すものではありません。馬券は自己責任ですよ〜。

〔調査データ〕2007年6月の騎手月間成績

 少しばかり遅くなりましたが、JRAの6月開催の騎手成績をまとめました。

 まずは、勝利数ランキングから。いつものことですが、勝利数が同数の場合は、騎乗数の少ない方を上位にしています。

2007年6月
騎手 勝利数 順位
順位 騎手 勝数 騎乗
1位 岩田康誠 18勝 77回
2位 武豊 16勝 65回
3位 藤田伸二 16勝 87回
4位 田中勝春 11勝 69回
4位 横山典弘 11勝 69回
6位 安藤勝己 10勝 39回
7位 四位洋文 10勝 47回
8位 福永祐一 9勝 63回
9位 柴田善臣 8勝 60回
10位 後藤浩輝 8勝 74回

 1位は先月に引き続き岩田です。このままリーディングを突っ走るのでありましょうか?
 2位は武豊がやっと帰ってきました。先月は木幡に上を行かれるという屈辱を味わいましたが、それがバネになったのか、2位に這い上がってきました。
 騎乗数の関係で3位は藤田ですが、北海道シリーズになれば彼の天下。来月は1位になるかも知れません。

 さて、続いて勝率を見てみましょう。例によって、開催1日あたり4回以上の騎乗がある騎手を対象とします。6月は9日間開催だったので騎乗数36回以上の騎手とします。

2007年6月
騎手 勝率 順位
順位 騎手 勝率
1位 安藤勝己 25.6%
2位 武豊 24.6%
3位 岩田康誠 23.4%
4位 四位洋文 21.3%
5位 藤田伸二 18.4%
6位 田中勝春 15.9%
6位 横山典弘 15.9%
8位 福永祐一 14.3%
9位 柴田善臣 13.3%
10位 松岡正海 11.9%

 1位は安藤勝己が取り返しました。先月は絶不調で10位以内に入れなかったのですが、安田記念を獲って勢いが戻ったというところでしょうか。
 2位はこれまた武豊。先月から10ポイント以上も上げました。やっとエンジンがかかったのか。

 さて、最後に単勝回収率と複勝回収率を見てみます。こちらも勝率と同様に一定の騎乗数のある騎手が対象です。

2007年6月
騎手 単勝&複勝回収率 順位
単勝回収率 順位 複勝回収率
大野拓弥 455.5% 1位 中村将之 180.6%
太宰啓介 423.6% 2位 大野拓弥 178.6%
中村将之 268.8% 3位 北村友一 149.5%
熊沢重文 239.5% 4位 秋山真一郎 141.3%
北村宏司 232.8% 5位 太宰啓介 140.8%
吉田稔 209.6% 6位 安藤光彰 134.8%
四位洋文 181.3% 7位 池添謙一 132.8%
藤岡佑介 156.2% 8位 藤岡佑介 116.4%
田中勝春 141.6% 9位 熊沢重文 108.5%
福永祐一 138.3% 10位 福永祐一 105.4%

 単勝回収率は2人が400%を超えました。また、名古屋・吉田稔の200%超は素晴らしいと言えるでしょう。地方騎手が規定騎乗数を超えるだけでも大変なことですが、さらにこれだけの回収率を叩き出すのは容易ではないはず。
 複勝回収率で1位になった中村将之は昨年1年間の複勝回収率が3位だったことからも分かるように、人気薄に乗せたら結構持ってくる騎手です。今回は単勝のほうでもランクインしているので、単勝のほうでも買える騎手になるかどうか注目です。

「ダンゴ打ち」6月期終了〜

 重賞予想ゲーム『みんなのダンゴ打ち』の6月期が、27日の帝王賞をもちまして終了しました。

 6月期の優勝は西ノ海さんです。得点は12000点。1月期以来の今年2勝目、通算4勝目となりました。おめでとうございます。マーメイドSの◎−○的中1回だけでしたが、鮮やかでございました。

 2位は、史上初の5連覇を目指されていた独帝さんです。安田記念で9200点を獲ってトップに立たれたときは新記録かと思われましたが、西ノ海さんにかわされた後の帝王賞での追い上げが僅かに足らずに5連覇なりませんでした。しかし的中点数などの安定感は一番ですから、また新記録への挑戦の機会は近いうちに訪れるのではないでしょうか。

 7月期は、中央は8重賞が、地方は4日にスパーキングレディーカップ(川崎)、11日にJDD(大井)、16日にマーキュリーカップ(盛岡)が行われます。7月期もよろしくお願いします。
 (参加申し込みはいつでも受け付けております)