毎年この時期になると「流行語大賞」というものが出てきますけれども言ったもんがちですね。流行語というより流行ったもの、大きなイベントが取り上げられるだけですよね。審査委員にやくみつる氏がいる時点で怪しさ満点です。今年からユーキャン主催でもなくなったし、パッケージ商品として誰でも主催できるようなので、どこかの広告会社の金儲け手段なんでしょうか。

　そういえば「今年の漢字」もそろそろ発表ですね。オリンピック開催に政治とカネ問題が重なると、必ず『金』が選ばれますよね。清水寺の偉そうな人がでかい紙に書くのも下品ですよね。寺社仏閣自ら「拝めよ」と言う「拝観料」なんて言葉を作るくらいだから京都の寺社仏閣は下品なんでしょうけれども。今年の漢字は何でしょうかね。楽しみですね。今年も紛争で何人も死んでいるので『死』でいかがでしょうか。もしくは『屍』ですかね。「正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり　めでたくもなし」と一休さんはおっしゃったそうです。めでたしめでたし。

　さて今週の予想。「お米券配布」と聞いた関西人が頬を赤らめる、が一番人気。「お米クーポン配布」と聞いた関西人がまたも頬を赤らめる、が二番人気。上下水道料金を無償化するほうが追加コストもかからないし逆進性も考慮して良いなんて言うと中抜き業者が困る、が単枠指定。

　流石に４週連続で中国政府関連のネタを扱うつもりは無かったのに、あちらさんがネタ投下をやめてくれない…。今週はなんと「サンフランシスコ講和条約は不法かつ無効」と駐日中国大使館がまさかの主張。

　当然ネット民がこれを放っておくわけがなく、「サンフランシスコ条約を君が無効って言ったから　今日は台湾の日本復帰記念日」等とまた大喜利祭り。台湾でも「ＷＢＣで大谷と戦わずに済む」「日本名を考えなきゃ」とお祭り騒ぎ。話は英語圏まで広がり人々が失笑。

　中国政府はずっと以前から同条約には反対姿勢を示していたそうだけど、外交部ジェネレーターでお祭り騒ぎになった後のタイミングで言えばこうなると予想できなかったのかな。

　一方、上海で浜崎あゆみの公演を急遽中止にしたり、歌唱中の大槻マキを“やむを得ない諸事情により”ステージから強制退場させて中止にしたり。

　こうなると、来週の香港カップ、日本馬は招待取消？　出走できたとしても“やむを得ない諸事情により”レース中の強制競走中止とか？　エバヤンがドバイで現地の洗礼を受けた例もあるしなぁ。どうなりますやら。

　さて、一人相撲を取り続け楽しませてくれる中国政府がいい加減大人しくなって一人相撲を止める際には、引退相撲を挙行してくれるのか楽しみにしている青汁注射の予想。

　本命はダブルハートボンド。重賞初挑戦の門別ブリーダーズＧＣこそ２着だったものの、続く前走みやこＳで重賞初勝利を飾って７戦６勝。遅れてやってきた大器の予感。