先日、「マーシー」こと田代まさしがまた逮捕されました。これで５度目だそうです。薬物依存ってのはきっと想像以上に大変なんでしょうね。

　それはそうと、彼の名前を聞くたびに未だに「ガデスオブマーシー」という馬を思い出します。こうして覚えているくらいだからそれなりに走った馬なのだろうと勝手に決めつけていたのですが、改めて成績を見ると２歳の頃に重賞に２回出た程度で、その後も早々と地方に転出して３歳で引退。僕は何でこんな馬を覚えてるんでしょうか。

　気になったのでもう少し調べてみると、田代まさしが初めて捕まったのが2000年10月。ちょうどこの時期、ガデスオブマーシーはファンタジーＳに出走しております。で、その勝馬が「タシロスプリング」。この名前を見て、ずいぶんわかりやすいサイン馬券だと思ったのを覚えています。そしてこのレースを見た僕は他にもきっとそれっぽい馬名がないか探し、彼の名字ではなくニックネームが入ったこの馬を見つけたのでしょう。まあこんなことばっかりやってたら当たりませんよね。

　やってることが20年近く変わってないことが確認できたところで予想。ＭＮＦはシーホークスが49の無敗を止めると見た。

　４日に行われたＪＢＣは随分と盛況だったようですね。総売得金額の約58億円は過去最高を10億円近く更新。入場者数は２年前の大井、３年前の川崎を上回る29,191人。あの狭い浦和競馬場に３万人近い人が入ったことは驚異的です。

　藤田菜七子のＧ１初勝利のチャンスがあったことも影響したのでしょうが、これだけの動員と売上を出すことは今後あるんでしょうか。

　それにしても、藤田菜七子の勝利を攫ったのが御神本というのが何とも…。益田休止の憂き目や瀕死の落馬事故を乗り越えてきた苦労人である一方、怠慢による騎乗停止が多く素行不良による騎手免許更新試験不合格なんてことも。藤田菜七子も御神本くらいハチャメチャな騎手になればＧ１の１つや２つ勝てるようになることでしょう。

　ちなみに、来年のＪＢＣは大井・門別２場開催＆２歳戦。いずれも初の実施。２歳戦は道営馬が圧倒的に有利なのでは？

　さて予想。優勝は貴景勝。大胸筋を痛めているというのはフェイクで実は既に万全と見る。高安は何とかカド番脱出。白鵬は途中休場。阿炎はニチバンから懸賞金代わりに粘着テープを贈られる。