今年も『ｗｅｂ楡馬』はフェブラリーステークスから始動いたします。毎年の挨拶ではありますが、今年も生温かい目で見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

　それにしてもテレビってつまらんですね。このところずっと、不倫、大相撲、たまにパンダをネタに放送していたかと思ったら、最近は五輪、五輪、五輪。たくさん放送局あるのに、同時に同じ内容を放送してんじゃねぇ。一局くらい、五輪真弓でも放送してみろ。

　昨日は昨日で「佐川問題」とか。佐川急便がまた何かやらかしたのかと思ったら、確定申告初日にかこつけて国税庁長官に文句言いたいとか。メディアって何なのか。

　その少し前だと、皇室の人と結婚しようとしたら心労が重なって芸能界引退します、とかの「小室問題」。情報が錯綜してこっちも大混乱ですよ。

　そんなわけで、本命はヒットザターゲット。前走はスローに泣かされたが、10歳とは思えない走り。大賞典ハンターとして華々しいラストランを飾ってくれると期待。

　府中のほうは古川吉洋騎乗のテイエムジンソク。チャンピオンズカップの無念を晴らしてくれるはず。

　最近引越すことになり、今まで家にあったものを整理する作業に追われております。

　そうするとしばらく見ることのなかった資料がたくさん出てきて、実に面白い。競馬に関するもので言えば、昔の地方競馬の騎手名鑑。気が付いたらどれも20年くらい前のものになっており、新人の五十嵐冬樹とか、絶賛売り出し中の内田博幸や吉田稔、兵庫の大エース小牧太の名が見られます。何の使い道もないこうした資料というのは、集めて数年はただの紙なんですが、ある程度時間が経ち、状況が大きく変わるとそれなりの価値が出てくるものなんですね。北関東三場の騎手名鑑なんてのもありますが、状況が変わるどころかずいぶん前に競馬自体が廃止されており、それなりに貴重なんじゃないかと思っております。もっとも、こんなことを書いているくらいですから当然捨てることなんてできず、実用性の欠片もない大量の荷物を引越し先に持っていってしまうのですが…。

　では、スキージャンプの葛西選手や伊藤選手は今後吐血の練習をすると思っていた僕の予想。今回はテイエムジンソクでいいんじゃないですかね。そろそろ古川に陽が当たってもいいと思うんですよ。