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政治資金で家族旅行か、5千万円をカバンに詰め込むか、の2択しかない東京都知事
中央競馬専門紙
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楡馬
本紙/鎌倉重明

 昨日の白鵬−稀勢の里、良い取り組みだった。横綱・白鵬が正面から受け止めて大関・稀勢の里に好きに攻めさせてからの下手投げでの勝利。白鵬は最近の激しいやり方で世間様から嫌われていたけど、昨日の相撲は大変良かった。さて問題は「首傾げさん」こと稀勢の里関。あれだけ完膚なきまでに白鵬にやられたので、彼の性格を考えるともうダメかもしれない。今日の横綱・鶴竜、千秋楽の横綱・日馬富士(予想)に勝てるのか。鶴竜は歴代横綱一のやる気ない顔だがこういうところで本気を出してくる。横綱・日馬富士も喫煙者だけど簡単ではない。稀勢の里は2004年に18歳で新入幕となりすごい新人と騒がれたが、大関昇進は初入幕から42場所で2011年11月。さらに大関のまま今に至る。横綱は大変だから互助会に留まっているのではないか。

 そういえば舛添要一東京都知事がすごいことになっている。前の都知事が5千万円無利子で借りて辞めたのでまたも金銭問題。タレント時代のほうが金回りが良かったのでしょうね。政治家になると好きに稼げないし選挙にお金かかるし。そういえば他の知事が「東京都知事は暇」と批判するが、トップが遅くまで仕事していると組織で下の人間が振り回されるのでそれはそれで気の毒。組織のトップは早く帰れよ、こういうご時世だから。

 真面目なこと書いて恥ずかしいので今週の予想。松坂大輔が今季は休養に入る、が一番人気。ニート界で松坂大明神として崇められる、が二番人気。デーブ大久保氏が松坂でも雇うのなら俺も雇えと孫オーナーに掛けあうも、ペッパーくんに門前払いにされる、が単枠指定。

はたらくくるまはかっこいい

 先週も触れましたが、公用車の私用が問題になってますね。舛添さんは思ったより頭がやばい人だったみたいですね。東京の人もダメ元でリコールでもかけてみれば面白そうに見えます。

 しかし公用車を好き勝手に使うのは知事だけの特権ではないらしく、熊本地震の救援に派遣された武雄市の職員は公用車でラブホテルに行き、デリヘル嬢を呼んでたというんだから、こちらも負けてはいません。言い訳もなかなかのもので、「不眠でストレスがたまっていた。女性には何もせずに返した」とのこと。寝不足でラブホテルに行き、女性まで呼び、本当に何もしない。ここまで徹頭徹尾理屈が破綻している言い訳も珍しいですね。どっかで寝りゃいいのに。そしてもう一つ気になったのは、通報した被災者がどうしてここまで詳細を把握していたのかということです。ラブホテルの近所に住んでいるくらいならばわかりますが、やれ公用車がどうとかデリヘルがどうなんて普通わかるものなんですかね。

 まあいいや、予想しましょう。この時期の牝馬の2400ってのはよくわからないんですよねえ。スタミナが不安とか言われていた桜花賞馬があっさり勝ったり、かと思えば距離適性が評価されて一番人気になった馬がいいところなく負けたり。こういう時はとりあえず海外の騎手を適当に混ぜて買っておくのが安全なんじゃないですかね。

(西ノ海嘉治郎)
第77回 1番枠の勝ち馬は69年間ないんだって
優駿牝馬
通巻238号 平成28年5月21日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/鎌 倉 重 明
第77回 優駿牝馬(GT) 5月22日 東京競馬場 芝2400m
2勝馬ばかりで混戦か
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1フロムマイハート牝355石橋
2アウェイク牝355吉田豊
2 3シンハライト牝355池添
4アットザシーサイド牝355福永
3 5ペプチドサプル牝355四位
6アドマイヤリード牝355岩田
4 7ゲッカコウ牝355柴田大
8デンコウアンジュ牝355川田
5 9ウインファビラス牝355松岡
10ダンツペンダント牝355古川吉
6 11エンジェルフェイス牝355Cルメ
12フロンテアクイーン牝355蛯名
7 13チェッキーノ牝355戸崎
14ビッシュ牝355Mデム
15レッドアヴァンセ牝355田辺
8 16ジェラシー牝355横山典
17ロッテンマイヤー牝355ベリー
18ダイワドレッサー牝355三浦






西

強く当たってあとは流れで

 最近巷で問題の「歩きスマホ」、別名「ながらスマホ」を至る所で見かけます。歩くときくらい手元を見ずに前見て歩け、と言いたくなります。実際、階段を踏み外して2,3段ほど滑り落ちたヤツを見かけました。ざまぁ。

 しかしそんなヤツをよそに、階段を踏み外す、電車とホームの間に落ちる、などの事故を見事に回避し、歩きスマホを極め続ける猛者たちの何と多いことか。そして彼らはその能力を別のことでも如何なく発揮しているようです。

 先日、「歩き爪切り」なる技を披露する女子高生とすれ違いました。登校中と思しきその女子高生は、すれ違う私に気を取られる様子もなく、一心不乱に爪を切ったりヤスリを掛けたりしながら歩き続ける。歩くと同時に爪を切る。

 そんな彼女を見て私は気付きました。歩きスマホはマルチタスク人間の育成に貢献しているのだ、と。生産年齢人口が減少を続ける日本。それを補うのは一人ひとりの生産性向上。それを無意識に感じ取っている若者たちが率先してマルチタスク能力を鍛えているのだ、と。

 歩きスマホがマルチタスク人間になるための日々の修行だったとは…。しかもそれが将来の日本を救う行為だったとは…。歩きスマホを略して「あホ」とか呼ぶなんて失礼千万。むしろ礼賛すべく「ナガラスマホ」という馬をナガラ軍団が走らせてもいいくらいですよ、これは。

 な〜んて、いい加減なことを言って世の中の出来事をおちょくる趣味を楽しんだことだし、予想といきますか。とりあえず牝馬か3歳馬が勝つと思います。

(青汁注射)