先般４月16日に開催された楽天ブラックスとボリックスバファローズの試合が、雨天のため３回ノーゲームになった。この試合でバファローズのモレル選手が２本もホームランを打ったものの記録は無効。漏れる選手は来日初ホームランだったのに。漏れる選手が不憫。天気予報で降雨予想だったので開始前中止にできなかったのか。観客もずぶ濡れで、この時期の仙台なら寒いだろうし。主催者の楽天ブラックスの判断ミスですよ。

　で、判断ミスというと三菱自動車の燃費不正。提携先の日産自動車から指摘されてから不正に気がつくまで数ヶ月もかかるとは。あまりにひどい。大したことないと考えたんでしょうね。

　で、大したことないと考えて失敗したのは三浦皇成騎手。あれだけ周囲にやめなさいと反対されたのに、経験が少なかったため老獪な高齢女性のテクニックに溺れてしまい結婚。しかし嫁のペニオク事件が発覚し、拘束グセもあって嫁に飽きてしまった。と世間で言われている三浦騎手。他人様が言うべきことではないけどこれほど「やっぱりな」と思うことも少ない。競馬で言うと百円元返しレベル。

　さて今週の予想。DeNAベイスターズの今永投手、今季は０勝15敗・防御率2.21で新人王ならず、の一点勝負。

　最近タックスヘイブンの話題で持ちきりですね。僕が想像していた以上に当時のことを懐かしむ人が多くて驚いています。

　主戦が小島貞博だったので戸山厩舎の馬だと思い込んでいたら、戸山師が亡くなった翌年が3歳（当時表記）で、鶴留厩舎所属だったんですね。ヒシアマゾン世代の馬で、G�T出走経験こそあれど重賞勝ちもなかった馬でしたが、名前が何となく気になり覚えておりました。

　今頃ニューヨークタイムズやザ・サンではタックスヘイブンの地味な成績とともに、主戦の小島貞博が自殺してしまった原因や現在の中央の厩舎制度の問題、ついでに当時最強牝馬と言われたヒシアマゾンに関する中舘のインタビュー、果てはデビュー戦だけ騎乗していた小谷内の一日に密着取材した記事などが紙面を賑わせていることでしょう。実際、日本がパナマ文書をどう扱うか見物です。外国の出来事のように取り上げて騙されてくれる人ってどれくらいいるんですかね。

　では予想。日本人の大多数はニュースをただ読んで「海外のお偉いさんは悪いことしてるねえ」で終了。また、笠原元投手には一人残らず関係者やその言動を追った本を出して欲しい。『八百長』に比べれば『賭博』の方がなんぼかソフトな内容にできるでしょう。