楡馬.com presents.
我々の予想の信憑性は、STAP細胞クラス
中央競馬専門紙
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楡馬
本紙/鎌倉重明

 年末なんですかね。私自身は年末を感じないですが。でも、まちなかでクリスマスツリーの片付けとか門松の飾り付けとか、鮟鱇の吊るし切りとかを見かけると、年末だなあと感じる。

 で、珍しく競馬の話。有馬さんを記念したレースが行われるようだが、その枠順決定をテレビで生中継していた。アメリカで野球をやっている方と元調教師の松山さんが馬名の書かれたボールを取り出し、選ばれた馬の関係者が好きな枠順を選べるというもの。みんな偶数枠の内側から選んでいた。そりゃそうでしょうね。最後まで選ばれなかった蛯名騎手は不貞腐れていましたよ。

 せっかく抽選するなら、もっとドキドキするような決定方式にしてもらいたかった。スタート地点から100メートル先に作られた特別ゲートに1頭だけ入れるとか、二段ゲートで32頭出走させるとか、お客さんからメガネを借りないとゴールできないとか、全裸コスプレ(名古屋競馬の原口先生)させるとか、何かさせないと。工夫しないと国営競馬もお先真っ暗ですよ。

 中山大障害が先週やっていたことを今知って、とても落ち込んでいるので、また来年。

人生不良馬場

 年の瀬とはまるで関係なく、最近も面白いことが多いですね。

 中でも天気予報キャスター二人が気象庁関係者を巻き込んでドロドロの三角不倫ってのは桁違いですよ。しかも男二人が妻子持ち。この時点で結構満腹なのですが、TBSで予報をやっていた佐藤大介って人は、不倫相手の岡村さん(NHKの予報やってた人)が他人とセックスするのを見るのが大好きで、わざわざ岡村さんの家にまで行って、岡村さんが気象庁関係者とセックスするのを覗き見しに行っていたんだそうです。さすがに誇張が入ってるとは思いますが、まあすごいです。

 気象予報士ってのは人数の割にはこういう不倫ネタが多いような気がします。もしかしたら資格試験に複数人数とのセックスへの適性なんてのも入ってるんじゃないですかね。天気予報の晴れのマークが卑猥に見えてきてしまいます。

 まあいいや、最後くらい真面目にレースを予想してみよう。何と言っても気になるのは史上初の海外遠征馬のソイフェットだが、向こうでの実績がない上に、距離と右回りがどうも不安。中央勢が優勢であることは否定できないが、今年はハッピースプリントとサミットストーン、そして道営組では宮崎光行のキタノイットウセイに賭けてみたい。

(西ノ海嘉治郎)
年末特別企画


 この写真、とんでもない変態プレイに見えます

第59回 枠順決定企画も、しっくりせず(なぜ松山先生?)
有馬記念
通巻205号 平成26年12月27日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/鎌 倉 重 明
第59回 有馬記念 (GT) 12月28日 中山芝2500m
これで引退、が多いね
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1トーセンラー牡657武豊
2ヴィルシーナ牝555内田
2 3ワンアンドオンリー牡355横山典
4ジェンティルドンナ牝555戸崎
3 5ラキシス牝455Cデム
6トゥザワールド牡355ビュイック
4 7ラストインパクト牡457菱田
8メイショウマンボ牝455武幸
5 9ウインバリアシオン牡657藤岡康
10フェノーメノ牡557田辺
6 11サトノノブレス牡457池添
12デニムアンドルビー牝455浜中
7 13エピファネイア牡457川田
14ゴールドシップ牡557岩田
8 15ジャスタウェイ牡557福永
16オーシャンブルー牡657蛯名






西

強く当たってあとは流れで

 2014年最終号ということで、今年の競馬界を振り返ってみますか。

■「産めないのか」野次とビソウエルシド
 この野次で有名になった塩村文夏都議員がビソウエルシドの馬主一族だったことが明らかに。まさかこんなことでビソウエルシドの名前を久しぶりに聞くことになろうとは。

■馬券控除率の変更
 券種ごとに異なる率、払戻金計算式の単純化などは評価に値するが控除率はまだまだ高い。何とかせい。

■単勝払戻レコード更新
 4月26日福島8Rで56940円!ウィナーズサークルで「みんな取ってないでしょー」といたずらっぽく話してサインに応じていた西田雄一郎がカッコ良かった。

■役者シャコーグレイド
『超高速!参勤交代』で主役が乗る馬の役で映画デビュー。同期のトウカイテイオーは映画出演はしなかったので、この点だけは勝ったと言って良かろう。(残念ながら今月12日死去)

■外国人騎手の減量苦
 上半期はエノンが負担重量超過騎乗で騎乗停止。下半期はブドーが超過分の軽減を図ってブーツを履かずに騎乗し怒られる。両者とも短期免許満了前に帰国。その後エノンは地元の競馬でも同様の件で罰金処分を喰らう。
 尚、エノンは騎手会のゴルフコンペで優勝していた模様。何しに来日したんだか。

 他にも、若手騎手(山崎亮誠、原田敬伍)の不祥事、札幌競馬場スタンドリニューアル、川島正行調教師死去、栗原洋一刺される、など色々なことがありましたが、2014年と言ったら、やっぱりコレでしょう!

■吉田勝彦アナ、ギネス認定
 え? ジャスタウェイの世界ランク1位? 知るかそんなもん。同じ世界一でも格が違うわい。

 2014年、振り返ってみると色々ありました。さて、2015年は現時点で既に楽しみなことがいくつかありますね。船橋がナイター開催開始、門別に内回りコース新設、ラブイズブーシェ古川吉洋で凱旋門賞挑戦。

 そんな楽しみな2015年を気持ちよく迎えるためにも最後はビシーっと当てて締めくくりたいところです。岸和田開催の今年はやっぱり近畿勢で。村上兄弟、稲川で勝負。

(青汁注射)