着ぐるみの首を取って中身を出す。これはディズニーランドでやるとキャラクターに謝罪させられた挙げ句出入り禁止になる、昔の水泳大会で見られた予定調和のポロリなどとは重さが違う大問題である。

　それを先日、J2のガンバ大阪というチームのサポーターがやってしまった。相手（ロアッソ熊本）のマスコットがやって来たところを寄ってたかって頭を取り、果ては写真を撮ってツイッターに上げて喜んでいたのである。

　気になったので何か他にやったのではないか調べてみたら、その昔相手チームの応援席に尿が入ったペットボトルを投げたことがあるというのだから驚きである。サッカー観戦には行ったことがないのだが、こんな気が触れた連中と同じ場所では競技なんか見られたものではない。

　競馬で言うならば、競馬も見ずに騎手を野次り続け、その辺のオッサンと互いの人格を否定するような詰り合いと作り物ではない流血が見られる喧嘩をし、果ては競馬場で案内をするギャル達を捕まえて尻を出し本物の浣腸をお見舞いするようなものだろう。ＪＲＡはこうした人達のために柔道部隊が用意されていると聞いたことがあるが、サッカー場にもそんな鎮圧部隊が必要なのだろうか。

　まあいいや、予想しましょう。本命はサマースピード。福山を代表する騎手の一人である岡崎準にラストを飾ってもらおう。対抗は最後の福山大賞典勝ち馬グラスヴィクター。今後は閉鎖号を作らずに済むようになってほしいですね。

　春が近づいて来た、めでたい。めでたい季節に増えるのが「春っぽい人」。先日出かけた百円ショップに春っぽい人がいた。その春っぽいおじさん（以下「春男さん」）は店員のおねえさんに「この店のタライは小さい、ホームセンターならもっと大きいサイズが売っている」とか「ここで売っている鏡が小さい、リサイクルショップなら千円で姿見が買える」とか大声で責め立てていて、店員さんも春男さんも不憫であった。そこで「ここは百円ショップですから」と至極当然のツッコミを拙僧が入れられればよかったのだが、まあ何されるかわからなかったのでスルーした。

　また春になると最近では黄砂とかＰＭ２．５とかプレゼントされるからすごい。放射性物質が怖いから西日本にせっかく逃げたのに、今度はＰＭ２．５に悩まされるのだから春はすごい。お金持ちなら外国に逃げられるのにね。

　さて今週の予想。ＷＢＣについてコーチ陣が無能だったとの批判がいまさら渦巻く。ＷＢＣ対策のために導入したのに全く別物だった統一球がやり玉に。井端はいいバッター、の３本です。競馬の方はさよなら福山競馬。あのパッパカパーのファンファーレともお別れです。

【籠球】◎ハクサンムーン　○ドリームバレンチノ　▲アイラブリリ　△ロードカナロア　△ダッシャーゴーゴー 　

【青汁】◎サクラゴスペル　○ツルマルレオン　▲ドリームバレンチノ　△ダッシャーゴーゴー　△サンカルロ 　

【鎌倉】◎ハクサンムーン　○サクラゴスペル　▲スギノエンデバー　△サンカルロ 　

【西ノ海】◎シルクフォーチュン　○ドリームバレンチノ　▲ツルマルレオン　△フィフスペトル　△ミキノバンジョー