楡馬.com presents.
どんなに結果が出なくてもトレードされないweb競馬新聞
中央競馬専門紙

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楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎

 春のGTシーズンになり、競馬予想紙の招かれざる客たるweb楡馬も新聞を乱発する時期に突入。これを利用して、先週の続きの話でもしますか。え?本紙だろって?今更それを訊きますか。

 えー、どこまで話したんだっけ。書類審査の結果が出る前か。じゃあ続き。本当に結果がどうでも良くなるほど待たされた書類審査が通過して、先日面接に行ってまいりました。

 結果から言うと、ほとんど声が出ませんでした。

 兆候はあったんですよ。多少喉の調子が悪い中、面接の5日前に、この新聞の籠球さん、青汁さんと3人で飲んだくれ。この時点では「まあ4日あれば治るだろ」くらいに考えてました。

 しかし2日経っても3日経っても治る気配なし。結局ガラガラ声どころか、面接官に聞こえているかどうかさえわからないようなかすれた声で面接に行きました。内容とは別のレベルで、まああれはひどかった。面接官の方から同情されました。ちなみに今日(4/17)の時点でもほとんど回復していません。

 そんなこんなで(茅原実里のように強引に展開)予想。

 今年ももちろん中山GJの予想。本命はオープンガーデン。大障害コースに実績があるのが心強い。タフなレースはこの馬に有利。対抗はメルシーエイタイム。騎手はあの白浜。鞍がずれたって2着になるんだから、簡単には消えないだろう。要注意はテイエムトッパズレ。勝つか完全に消えるかのどちらかだとは思うが、気楽に行かせてしまうとあっけなく楽勝ということもあり得る。押さえはトーワベガとギルティストライクまで。

 この予想の最大の敵は時間。レース前にアップロードが間に合うかどうか…。

いや、違うものだから…

 近所の本屋からメールが届いた。1年半くらい前にも記事にしたが、ポイントサービス波及の広がりは近所の本屋にまで押し寄せている。

 まぁそれ自体は別にいいのだが、その本屋から「明日は○○の本がポイント3倍」などのメールがちょくちょく届く。問題はこのメールだ。

 いま話題の本『1Q84』。私は全然興味が無いのだがニュースによれば、わざわざ発売日の0時から売り出す書店まで出るほどらしい。そんな人気の本を近所の本屋が黙って見逃すはずがない。それでメールが送られてきたわけである。

 「『IQ84』明日限定ポイント2倍!」

 知能の発育に遅れが生じてIQが84しかない人の話か何かなんだろうなぁ、きっと。

 話題の本かのように見せて実は全然違う本を売りつける、新手の類似商法でもやっているのだろうか。近所の本屋、なかなか阿漕じゃないか。っていうか、私はそっちの本のほうが欲しいぞ。

 さて、「あなたのIQは84です」と言われても納得できてしまう青汁注射の皐月賞予想。

 季節外れの雪も加わって馬場は不良。明日のレースまでにどこまで回復するか。むしろ荒れる一方のような気がする。こういうときは実績。2歳王者ローズキングダム。前走で初黒星を喫したが前残りの展開に負けた感じ。叩いた上積みで今度こそ勝ち切るレースを見せるはず。

(青汁注射)
第70回 外れてもベンチを壊さないようにしましょう
皐 月 賞
通巻93号 平成22年4月17日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/西ノ海嘉治郎
第70回 皐月賞(GT) 4月18日 中山競馬場 芝2000m
7枠には人気馬が一頭もいません
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1リルダヴァル牡357福永
2ハンソデバンド牡357蛯名
2 3トーセンアレス牡357田中勝
4ネオヴァンドーム牡357安藤勝
3 5ローズキングダム牡357小牧
6ゲシュタルト牡357勝浦
4 7レッドスパークル牡357秋山
8バーディバーディ牡357松岡
5 9サンディエゴシチー牡357浜中
10シャイン牡357和田竜
6 11エイシンフラッシュ牡357内田博
12エイシンアポロン牡357池添
7 13ヴィクトワールピサ牡357岩田
14レーヴドリアン牡357藤岡佑
15ダイワファルコン牡357北村宏
8 16ヒルノダム―ル牡357藤田
17ガルボ牡357後藤
18アリゼオ牡357横山典






西

寸劇

コント「日米首脳会談」

 鳩やま「大統領、僕と沖縄問題のことでお話しさせてください。」

 オバマ「うんいいよ、飯食いながら10分だけならね。周りに他の人もいるけどいいよね」

 鳩やま「ハンバーグ食べながらお話ししましょう。」

 オバマ「話は聞くけど、どうせ同意はできないと思うよ。」

 鳩やま「大丈夫ですよ、大統領。僕はちゃんとオバマに言ったよ、って後から言えればいいんですから」

 あーあ、二日酔いだ。記事を書き始めたのはいいが気持ち悪い。また二日酔いですよ。なんで私はこうも酒を飲んでしまうのか。きっとね、政治がいけないんですよ。みんな政治のせいですよ。

 ところで、卒業を控えた学生さんたちは就職活動の真っ最中ですよね。就職難の時代ですがなんとか踏ん張っていただきたい。でもね、先日気になる新聞記事を見たの。就職活動がうまくいかない学生さんが「こんなに就職活動が厳しいものだとは誰も教えてくれなかった」だってさ。先輩方の苦労などを見ていなかったのだろうか。見ていなくてもそんな感想は持たないと思うけどね、大学生なんですから。ゆとり教育のせいでしょうかね。また他人のせいにしてしまった。きっとね、日ハムが調子悪いのも世の中が悪いからなんでしょうね。

 さて、散々駄文を書き散らかしたところで本題。本日の中山第11レース『中山グランドジャンプ』(J-G1)について。実績からメルシーエイタイムが本命視されるところだが、本日の馬場は不良。各馬とも不良馬場実績がなく、波乱な展開も予想される。そこで本命はギルティストライク。前走未勝利を勝ったばかりだが不良馬場での勝利であり本命に抜擢。対抗は前年の中山大障害3着のオープンガーデン。やはりゴーカイ産駒の活躍が見てみたい。3番手以下は人気順で。メルシーエイタイムは強いと思うがそろそろ世代交代に期待したい。

 皐月賞は印の通り。

(鎌倉重明)