今も昔も変わらないらしいが、子供の理想郷の一つに「お菓子の国」というのが挙げられる。

　そこで、この欲望が字面通りに満たされて、実際に僕たちが突然お菓子の国に放り込まれたらどうなるか考えてみた。

　友達の家に行くと、まず分厚いチョコレートで作られたドアがある。取っ手はベタベタ。床は落雁でできている。この時点で子供にとっては魅力がない。そしてスポンジケーキでできたフニャフニャの壁に囲まれた部屋に通されると、最近見かけなくなったオブラートが文字通り薄皮一枚で外を隔てている。

　当然ながら、機械類も全てお菓子だ。焼肉さん太郎やベビースターを巧みに組み合わせたパソコンに、綿菓子のあの細い糸をつないでネットを見る。道路を走る飴でできた車は僕たちに生クリームを飛ばしてくる。しかし、何より問題になるのは、通貨が5円チョコしかなくなってしまうことだ。貯金は夏になると溶けてなくなり、いけ好かない奴がいたら、そいつの5円チョコを食うことができるわけだ。正に天国だろう。

　ちなみに、信濃町あたりにもおかしの国と呼べるものがあるが、あれは「犯しの国」なので、皆さん婦女暴行魔にご注意ください。それにしても、池田大作が宗教者に見える人がいるんだから面白いよな。普通に気違いじゃねぇか。

　それでは予想。本命はフロストジャイアント。懐かしいですねぇ。MABADIやTILTOWAITを使ってこないから戦いやすくて、しかも経験値が高いんだよね。対抗はティンカップチャリス。ニューヨークの地方競馬代表らしい。買値20万円はテイクオーバーターゲットに通じるものがあるので応援。要注意はサクセスブロッケン。前走、吉田さんのマイクロホン話術の前座で成長の跡が見て取れた。あとは印の通り。

　先日テレビで石川君という若者を見たのだが、彼、ゴルフうまいね。何者なの？若くしてあんなにゴルフがうまいとは。６０歳頃には大変なことになるのでは。

　ところで、俳優の織田裕二さんの所属事務所が「公開処刑でおなじみの朝鮮半島にある国は？」「キター！」でおなじみのモノマネ芸人山本高広さんのモノマネにクレームを付けたとか付けないとか報道があった。織田裕二というのはケツの穴が小さいなぁと思ったが、彼のケツの穴は大きいはずだ。だって、ねえ、そういう話を聞くでしょ。くわしくはここにアクセス。

　あーあ、つまんねえや。最近加護ちゃんもネタを提供してくれないし。でも今度彼女はクリスマスコンサートをヤルらしい。料金は一人３万円也。いい商売だなあ。私もクリスマスコンサートやったら一人２千円くらいはもらえるのかなぁ。２時間ずっと猥談ですけどね。

　さて、今週の予想。楽天に移籍する中村紀洋選手は仙台で大暴れ。もちろん夜の街国分町での話。シーズンでは２割３分８厘のホームラン１５本。やっぱり楽天に運はない。

　で競馬の方は、やる気満々の米国馬ティンカップチャリスが本命。しかしなんだかやっつけ的な国際Ｇ１だな。