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清原監督?なんだか悪い夢を見ていたようだ
中央競馬専門紙
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楡馬
本紙/鎌倉重明

 川島なお美が大量のバターを自分の某所に塗りつけて犬に舐めさせていることが昨今のバター不足の主要因になっている、という噂を流したい鎌倉です。某所って別に変なところではないですよ、手の甲ですよ、あらいやだ奥さんったら。なお、川島なお美=青学でカンニング、という構図は案外世に知られていないので周知したい。

 コリンズ監督、辞めてしまいましたね。後任監督は世界のキヨハラとのもっともらしい噂あり。親会社が腐れだから選手たちが翻弄され続けておりますなあ。かわいそう。でも、コリンちゃんの辞任で本当に困ったのは横浜の大矢監督。コリンズ監督より成績悪いですからね。成績が上がらないのは那須野投手に入団金として5億円も払ってしまうチーム体質の悪さでしょうかねえ。那須野は恥ずかしくないのかなあ。選手みんなからタカラレているのではないだろうか。彼はここまで通算10勝。契約金が5億3千万円ですから、1勝当たり53百万円。ああ、このこと昨年も書きましたわ。

 今週はオークス。出走メンバーを見るにやはり小粒感が漂う。桜花賞組VSその他レース組との構図を思い描いたが、トライアル2戦ともそんなにレベルが高かったとはいえない。レッドアゲートを除いて桜花賞組を優先したい。

 本命はハートオブクィーン。桜花賞で4着に粘り込んだ力を信じたい。対抗は桜花賞馬レジネッタ。やはりこのメンバーなら強い。三番手はレッドアゲート。トライアル組で唯一見所があると思う。そのほかはソーマジック、エフティマイアと桜花賞上位組+レッドアゲートで十分ではないか。

 交流戦は日本ハムが1位。巨人は3位ぐらいになると予想。それにしても西武があの指導体制で首位にいることは不思議。

『北斗の拳』の作者は武さん

 今号で『web楡馬』、なんと50号に到達。よくまぁこんなに続いたもんである。良くて警察、悪くて政治団体か宗教団体から圧力が懸かって活動停止に追い込まれると踏んでいたが、世の中って実に寛容だ。あとは某「青い豆」の妨害活動に備えておけば、100号でも200号でもやれるようだ。

 そんなわけで、創刊号から先週49号まで読み返して気付いたことがある。「武豊」という語句が出てくる私の記事は2つしかない(たぶん)。しかも何故かその2回はどちらもオークスの号である。で、偶然にも今回はオークス。じゃぁ今年もその辺の話を書いてみよう。

 武豊といえば先日、ベルモントステークスのカジノドライヴへの騎乗を断られた報道があった。関係者のコメントを見ると苦慮したようだが、勝ちに行くのなら最初からこの人を乗せるという考えのほうがどうかしている。地元の二流騎手のほうがよほど勝ちを見込めるはずだ。

 最近で言えば、メイショウサムソンとウオッカであろう。この2頭のダービー馬に、“勝ち切れない”という競馬を無くし確実に勝てるように、と手綱を託されたにも関わらず、それぞれ天皇賞、ヴィクトリアマイルは見事なまでに“勝ち切れない”競馬になった。何のためにこの人が乗ってるの?

 さて、他にも書きたいことは色々あるが、これ以上書いてマイネレーツェルが勝ったらシャレにならんので、そろそろオークスの予想。

 本命はレジネッタ。桜花賞では記事の内容から別の馬に◎を打つことになって、代わりに○だったが、心の◎はこの馬だった。気性面から言って距離が合わないのは承知で、こうなったらここも◎しかない。

 ちなみにこの記事タイトルだが、ある新聞の『北斗の拳』の記事で「作者の武さん」と書いてあったのを使わせてもらった。あれって苗字だったんだねぇ。

(青汁注射)
第69回 このメンバーなら東海ステークスのほうが気になる?
優駿牝馬
通巻50号 平成20年5月24日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/鎌 倉 重 明 
第69回 オークス(JpnT) 5月25日 東京競馬場 芝2400m
2冠にチャレンジ・ザ・競馬
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1シャランジュ牝355横山典
2ハートオブクィーン牝355
2 3アロマキャンドル牝355田中勝
4レッドアゲート牝355内田博
3 5ムードインディゴ牝355福永
6エフティマイア牝355蛯名
4 7ブラックエンブレム牝355松岡
8マイネレーツェル牝355武豊
5 9ライムキャンディ牝355四位
10レジネッタ牝355小牧
6 11ジョイフルスマイル牝355吉田豊
12ソーマジック牝355後藤
7 13スペルバインド牝355勝浦
14カレイジャスミン牝355柴田善
15トールポピー牝355池添
8 16エアパスカル牝355藤岡佑
17オディール牝355安藤勝
18リトルアマポーラ牝355武幸






西

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
名は体を隠す

 いつぞやの『冬のソナタ』がきっかけになり、今でも海外ドラマが大人気である。

 最初は韓国ドラマだけが入ってきていたが、最近では台湾や香港のいわゆる「華流」、果てはベネズエラのドラマまで見られるようになっている。ちなみにこのベネズエラのドラマ、僕も数分見たのだが、主役から端役まで全ての登場人物の顔が濃いことに全てのインパクトを持っていかれたため、内容は全く覚えていない。

 さて、僕がいつも通る駅では、できたばかりと思しき華流専門チャンネルのポスターが貼ってある。そこには結構前のものも含めて、現地で評価の高かったものや、日本人受けすると判断されたであろう映画やドラマの名前が並んでいる。もちろん僕は見たことないけど。

 その中に、二つほど気になるタイトルを見つけた。

 まずは『生日快楽』。ある程度知っていれば、「愉快な誕生日」、あるいは辞書的な意味を敢えて飛ばして「ハッピーバースデー」あたりになるのだろうが、原題をベタに当てたのでは恐らく何もわからないだろう。何も知らずに読むと「生で日々快楽(に耽る)」とでも取れてしまう。これじゃあエロゲか何かだ。きっとタイトルを訳す時に、内容を見て散々迷った挙句原題をそのまま当てたのだろうが、これはあんまりだ。

 もう一つは原題から入ってみよう。こちらは日本人が見ても一発でわかる『爆裂刑警』。これこそ「刑警」を「刑事」にでもして出せばいいじゃないか…と思ったら、ポスターに出ていたタイトルは『オーバーサマー』。これの何が良くないって、この「オーバーサマー」、ポスターの活字を見るとどう見ても「おばさま」しか連想できない。何も爆裂しないし、刑事が出てきたとしても土曜ワイド劇場みたいなものを連想するのが関の山だ。文字のイメージというのも不思議なもので、同じ音でも"Over Summer"という文字にすればそれなりに恰好がついたものを、片仮名にした結果、おばさんしか思い浮かばなくなるのだから不思議なものだ。

 それでは、第一回の勝利騎手が生きている唯一の八大競走であるオークスの予想を。

 本命はレジネッタ。桜花賞馬はどうしてもオークスでは評価が下がる傾向があるが、何だかんだ言ってオークスでも通用してしまう馬が結構多い。後入れ、しかも遅めの10番を引いたのも心強い。対抗はレッドアゲート。唯一2400mを経験していることは必ず活きてくる。しかもあからさまなオークス狙いであり、そう簡単には消えないだろう。要注意はハートオブクィーン。馬場が悪くなって、追い込み馬がもたつくようならばまさかということもある。押さえにはライムキャンディ、オディール、リトルアマポーラあたりを。

(西ノ海嘉治郎)
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