皆さんこんにちは。この『ｗｅｂ楡馬』もおかげさまで一周年を迎えることができました。昨年のＮＨＫマイルカップが創刊号で、丸一年で24回発行。ほぼ２週間に１回ということになります。記事を書いているメンバーの中でも感想は異なるかもしれませんが、僕個人としては「結構作ってるんだなぁ」という気がしています。僕たちは学生時代、Ｂ４片面１枚の『楡馬』を作っていましたが、年間発行回数は20回程度。数字だけみれば、学生なんてヒマなんだからもうちょっと作れたんじゃねぇか、という考えもできそうですが、学生は休みが長く、その間は全体の活動が少ないとか、最大15人程度いたサークルで毎週集まるということが難しかった、などの理由で、今とそんなに変わらない発行回数だったのでしょう。

　この『ｗｅｂ楡馬』、メンバーが社会人となった今ではさすがに毎週は出せませんが、今後も面白い（「当たる」とは絶対に言いません）紙面を作ってまいりますので、皆さんにはこれからもお楽しみいただければと思います。

　さて、予想でもしますか。このＮＨＫマイルＣ、始まった頃はほとんどが外国産馬でした。1996年の第１回は出走18頭中14頭がマル外です。当時はマル外はクラシックに出られませんでしたから、マル外の強いところがみんな集まっていたんですね。それはそうと、記録からこのレースの傾向を考えてみると、これが結構荒れるんですね。だからとりあえず穴っぽいところから入ってみましょう。

　そこで、本命は思い切ってゴールドアグリ。休み明けですが、左回りが強く、切れる脚もある。安藤光彰を勝たせてあげたい。対抗はシャドウストライプ。こちらは安藤弟。兄弟ワンツーを期待しています。加藤征弘厩舎の勢いを買います。要注意はオースミダイドウ。久々でもまともに力を発揮されればあっさりも。岩田だし。押さえは重賞が欲しい昆貢厩舎のローレルゲレイロと、内田博幸のピンクカメオまで。

　新生ばんえい競馬「ばんえい十勝」がスタートした。マスコミにも大きく取り上げられた効果もあってか、今のところ売り上げは予算を上回るペースで推移しているとの事。運営側も色々とイベントを企画しているようで、まずは順調に行くことを祈るばかりである。

　そのイベントの１つで、先日関口房朗氏がばんえい競馬を訪れ、開催レースの全てを協賛するという史上初の試みが行われた。レース名はこちらで確認出来るので、是非見て欲しい。昼にはトークショーをやり、入場者には抽選で房朗氏のサイン入り著書がプレゼントされた。トークショーの中では、房朗氏がばん馬の馬主になる旨の発言もあった。「フサイチバンバ」「フサイチバンエイ」等の名前が見られるのも近いかもしれない。

　ちなみにばんえい十勝のサブタイトルは「馬の一発逆転ライブショー」である。恐らくゴールライン上でソリが止まって逆転というのを表しているのだろうが、廃止寸前だったばんえい競馬がソフトバンクに一発逆転助けられ、帯広市だけ丸儲けという意味が入っていたら面白い。詳細が分かったら報告したいと思う。

　NHKマイルの予想。といっても、中央競馬の事情にはとんと疎くなってしまったので、騎手で買う事にする。予想は印の通り。