中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/千于干昂昴
先週のマイラーズCで、西村太一がビーアストニッシドに騎乗しておりました。 一見するとどうということもない話に見えますが、西村太一が重賞に乗るのは2016年のフェアリーS以来9年ぶりで通算3回目だったそうです。気になったので最近の成績を見ると、このマイラーズCが今年11戦目で、最後の勝利は一昨年の6月11日。その年に2勝する前は4年間勝ちがありませんでした。年内に1つ勝てれば上出来という状態です。 で、このニュースが掲載されたサイトで西村太一の写真を見たときに思い出したのが、前号で取り上げた柿本量平。二人とも写真を見る限り、良く言えば実直そうな顔つき、悪く言えば強かな勝負師みたいな雰囲気が全く感じられないんですね。また、いつ辞めてもおかしくないような成績ながら乗り続けているところも似ています。西村太一という人も、柿本量平同様、周りに何とかしてやろうと思わせる何かがある人なのかもしれません。 では予想。モレイラとルメールがケンタッキーダービーで不在の天皇賞。あの二人がいないと誰も勝たないのではと思ってしまいますが、レースをする以上勝者は出るので、こういうときは思い切った予想をするに限ります。今回はハヤテノフクノスケで行ってみましょう。父の格では少し落ちるかもしれませんがチャンスはあるはず。そこから意外性の擬人化こと根本康広に関係のあるところに流して必勝を期しましょう。 傲慢・弱体・末路
面白いこと、なんかないでしょうか。トランプ関税、ロシアの横暴に陰謀論とか、残念なことが多すぎて嫌になりますね。「二代目橋幸夫」くらいファンキーなものは他にないでしょうか。「新加勢大周」より面白いのに、メディアが無視するから跳ねないんですよね、二代目橋幸夫。メディアはきっと見て見ぬふりして無かったことににしています、絶対に。あと財務省が隠蔽しているに違いない!(陰謀論)。 戦後アメリカから小麦粉食生活を押し付けられた、とか言っている輩がいるけど、日本では江戸時代には饂飩を食べていましたけどね。日曜日に財務省前で抗議デモやっても省内はほぼ無人でしょうし。自分以外の何かに怒りをぶつけて満足するのは大変危険ですよ。と、私が申しても何ら説得力はありません。普段から陰謀論よりやばいこと言っていますからね。 さて今週の予想。コメ価格は高騰するもののコメは店頭にある、が一番人気。「今までは安く買えていたのに」は消費者の甘え、が二番人気。高齢者はパスタを、育ち盛りがコメを食べればよいじゃない、が単枠指定。 (鎌倉重明)
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第171回
バエザはリッチストライクになれるか?
天皇賞(春)
第171回 天皇賞・春(GT) 5月4日 京都競馬場 芝3200m
強く当たって後は流れで
「減税ポピュリズムに走りたいなら、別の党を作れ」と枝野が言っていた立民が、食料品の消費税を1年限定で0%ですってよ。野田は枝野を何か制裁しましたっけ?してないなら立民はダブスタで挙党ポピュリズムに走ったってことでいいのかな? ちなみに「免税」ではなく「0%」というのが、10%導入を決めた野田の真骨頂というか目眩まし。仕入控除が効かなくて小さな飲食店ほど打撃を受けるけどええんか。どう手当するのか選挙までに説明しないと「いい加減な公約でポピュリズムに走った政党」の誹りは免れんと思う。知らんけど。 そういえば馬券も一定額を超えた的中があると一時所得で納税義務があるんだけど、これを免税にするって公約を打ち出す政党は出て来んのかなぁ。あ、納税できるほど当ててないから出てきても票を投じる意味無いわ。 さて、馬券を通じて結構な額を国庫納付してきた青汁注射の予想。でもあれはJRAに預けてあるだけだから…。 本命はジャンカズマ。西田雄一郎厩舎×野中悠太郎の組合せだけでもう渋い、渋すぎる。師匠・根本厩舎のウインエアフォルクを差し置いてこちらに騎乗する以上、期待するなという方が無理というもの。同じ馬主から14番も出走するが、人気の無いこちらの方が狙い目。って、いつもこんな買い方だから納税するほど当たらないんだなぁ。 (青汁注射)
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