「楡馬」版−競馬辞典

―― レース編 ――
last update 07/04/30


<は>
【白山大賞典】【函館記念】【函館スプリントステークス】【函館2歳ステークス】【阪急杯】【阪神ジャンプステークス】【阪神ジュベナイルフィリーズ】 【阪神スプリングジャンプ】【阪神大賞典】【阪神牝馬ステークス】
白山大賞典(はくさんだいしょうてん)
金沢競馬場の2100mで行なわれる交流JpnVレース。実施時期は10月上旬。第1回は'81年に2300mで行なわれた。翌'82年に2600mへ距離延長されたが、'97年に交流競走となるのを機に2100mに距離短縮された。「白山」は石川県と岐阜県の県境にある山の名前で、富士山と立山に並ぶ日本三名山の1つ。
2000年にジャパンカップダートが創設されてからは、1ヵ月半後に実施されるジャパンカップダートへの前哨戦としての意味を持つようになり、最近では実力馬の参戦も増えつつある。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/29


函館記念(はこだてきねん)
函館競馬場の芝2000mで行なわれるハンデのJpnVレース。実施時期は7月下旬。第1回は'65年に芝2400mで行なわれた。'68年に芝2000mに距離短縮。'94〜'96年はハンデ戦でなく別定戦で行なわれたが、'97年からは再びハンデ戦となっている。
10番人気以下5勝、6〜9番人気8勝と荒れる傾向の強いレース。1番人気の勝利は2年続いたことはあるが、3年連続はまだ一度もない。このレースの前哨戦であるオープン競走の巴賞が1つの参考となるが、一概に過信もできない。馬券的には難解だが配当の妙味はあるレースと言える。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/29


函館スプリントステークス(はこだてすぷりんとすてーくす)
函館競馬場の芝1200mで行なわれるJpnVレース。実施時期は7月上旬。第1回は'94年に札幌競馬場の芝1200mで「札幌スプリントステークス」の名称で行なわれた。'97年に函館競馬場に移った関係でレース名を「函館スプリントステークス」に改称し現在に至っている。
有力馬は夏場を休養に充てることが多いが、このレースには9月下旬のスプリンターズステークスを目標とする実績馬が数多く参戦する。過去の優勝馬にはマサラッキやシンコウフォレスト、ビリーヴといったGT馬の名が並んでいる。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/29


函館2歳ステークス(はこだて2さいすてーくす)
函館競馬場の芝1200mで行なわれる2歳馬限定のJpnVレース。実施時期は7月下旬〜8月上旬。第1回は'69年に「函館3歳ステークス」の名称で行なわれた。施行距離は'94年にダート1000mで行なわれたのを除き、第1回から変わっていない。2001年に馬齢表記改正でレース名が「函館2歳ステークス」に改められた。
北海道シリーズの開催順序が現在の「函館→札幌」になった'97年以降の優勝馬で、のちにGTを制したのは'97年のアグネスワールドただ1頭。
指定の競走で規定の成績を挙げた地方所属馬の出走が可能で、第31回('99)エンゼルカロ、第37回(2005)モエレジーニアス(ともに北海道)が優勝している。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


阪急杯(はんきゅうはい)
阪神競馬場の芝1400mで行なわれるGVレース。外国馬が8頭出走可能な国際競走。実施時期は2月下旬。第1回は'57年に芝2200mで「宝塚杯」の名称で行なわれた。'60年にレース名を現在の「阪急杯」と改称するとともに距離を芝1800mに短縮。'67〜'71年の間は芝1900mで実施されたが、'72年に芝1600mに、'81年に芝1400mに、'96年に芝1200mに距離短縮された。2006年に再び芝1400mに変更となった。
過去の優勝馬には、第41回('97)シンコウフォレスト、第42回('98)マサラッキ、第43回('99)キョウエイマーチ、第45回(2001)ダイタクヤマト、第46回(2002)アドマイヤコジーン、第47回(2003)ショウナンカンプ、第48回(2004)サニングデールらGT馬の名がずらりと並んでいる。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


阪神ジャンプステークス(はんしんじゃんぷすてーくす)
阪神競馬場の芝3170mで行なわれるJGVレース。実施時期は9月中旬。このレースの前身は年2回開催だった阪神障害ステークス。'99年の障害レース改革に伴い、春を「阪神スプリングジャンプ」、秋を「阪神ジャンプステークス」とした。別定戦で行なわれるため、有力馬が秋季の始動戦として参戦するケースが多い。
last update : 2006/03/30
first entry : 2006/03/30


阪神ジュベナイルフィリーズ(はんしんじゅべないるふぃりーず)
阪神競馬場の芝1600mで行なわれる2歳牝馬限定のJpnTレース。実施時期は12月上旬。第1回は'49年に芝1200mで「阪神3歳ステークス」の名称で実施、当時は牝馬限定ではなく、牡牝合わせての西の2歳チャンピオン決定戦という性格のレースだった(対して東の2歳チャンピオン決定戦が朝日杯3歳ステークス)。 '56年は京都競馬場での開催ということで臨時的に「京都3歳ステークス」の名称で実施。'60年と'61年は芝1400mで、'62年以降は芝1600mで実施。'91年、牡馬と牝馬の2歳チャンピオン決定戦を明確にするという理由から、牝馬限定の競走に変更、名称を「阪神3歳牝馬ステークス」とした。2001年に馬齢表記改正を受けて、「阪神ジュベナイルフィリーズ」に改称し現在に至る。
4ヵ月後に迎える桜花賞と同コース・同距離で実施されるため、桜花賞を占うレースとして重要視されるが、牝馬限定となった'91年以降の優勝馬が、その後の桜花賞も制したのは第43回('91)ニシノフラワー、第52回(2000)テイエムオーシャンの2頭だけ。レース後4ヶ月の期間中に現れる新興勢力が桜花賞で台頭することが多く、あまりこのレースの結果は参考にならない。
ちなみに、「ジュベナイル(juvenile)」とは“幼い、成熟しきってない”という意味で、「フィリー(filly)」とは“メスの仔馬”という意味。 なんだか意味がかぶっているようだが、ブリーダーズカップ・ジュベナイルフィリーズからパクった結果なんだから仕方ない(米国人は3歳牝馬を「フィリー」と言い、2歳牝馬を「ジュベナイルフィリー」と言う。対して古馬牝馬は「メア(mare)」と言う)。しかし、何でも横文字にすりゃいいってもんじゃないだろう。日本人なら日本語を使え!
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


阪神スプリングジャンプ(はんしんすぷりんぐじゃんぷ)
阪神競馬場の芝3900mで行なわれるJGUレース。実施時期は3月上旬〜中旬。1年で一番最初に行なわれる障害重賞レース。このレースの前身は年2回開催だった阪神障害ステークス。'99年の障害レース改革に伴い、春を「阪神スプリングジャンプ」、秋を「阪神ジャンプステークス」とした。別定戦で行なわれるため、1ヵ月後の中山グランドジャンプに向けて有力馬が参戦するケースが多いが、意外と1番人気の勝利は第8回(2006)テイエムドラゴンだけ。
last update : 2006/03/30
first entry : 2006/03/30


阪神大賞典(はんしんだいしょうてん)
阪神競馬場の芝3000mで行なわれるGUレース。外国馬8頭が出走可能な国際競走。実施時期は3月中旬〜下旬。第1回は'53年に芝2000mで実施、当時は12月の開催だった。'57年に芝2200m、'65年に芝3100mに距離延長されたが、'74年以降は芝3000mで実施されている。'87年に施行時期が3月に移行、2002年に国際GUに格付けされ現在に至っている。
施行時期が3月に移ってからは天皇賞(春)を目指すが多く参戦するようになった。出走馬の数こそ少ないものの、実力馬が参戦するため、例年ハイレベルな戦いが繰り広げられる。第44回('96)ナリタブライアンとマヤノトップガンの年度代表馬対決は今も語り草(ただしマヤノトップガンに騎乗した田原成貴はこのレースは“取り立てるほどのレースではない”と評している)
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


阪神牝馬ステークス(はんしんひんばすてーくす)
阪神競馬場の芝1400mで行なわれる牝馬限定のGUレース。外国馬が9頭出走可能な国際競走。実施時期は4月上旬。第1回は'58年に芝1800mで「阪神牝馬特別」の名称でハンデ戦で行なわれた。'65年は芝1850m、'66・'67年は芝1900mで実施、'68年に芝2000mに距離延長された。 '84年のグレード制施行のときGVに格付け、'95年にGUになった。'96年に芝1600mに距離短縮、2001年に「阪神牝馬ステークス」に改称。2006年にヴィクトリアマイル新設に伴う、牝馬重賞路線の再整備に伴い、12月開催から4月開催へと移行、同時にヴィクトリアマイルの前哨戦という意味合いを持たせるために芝1400mに距離短縮された。
エリザベス女王杯が古馬に開放される前年の'94年までは牝馬限定重賞の中で最も格の高いレースだったため、実質的には古馬牝馬の最強馬決定戦だった。現在は福島牝馬ステークスと並んでヴィクトリアマイルの前哨戦という位置付けである。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30



<ひ>
【兵庫ゴールドトロフィー】【兵庫ジュニアグランプリ】【兵庫チャンピオンシップ】
兵庫ゴールドトロフィー(ひょうごごーるどとろふぃー)
園田競馬場の1400mで行なわれる交流JpnVレース。ハンデ戦。実施時期は12月下旬。それまでアラブの競走だけを行なっていた兵庫県競馬が'99年にサラブレッドを導入。その1期目の馬が古馬になった2001年が第1回。
同時期に行なわれる東京大賞典には実力が足りないや、名古屋グランプリには距離の合わないなどが参戦することが多い。これまで地方馬の勝利はなく、第1回のブラウンシャトレー(愛知)による2着が最高。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


兵庫ジュニアグランプリ(ひょうごジュニアグランプリ)
園田競馬場の1400mで行なわれる2歳馬限定の交流JpnUレース。実施時期は11月下旬。それまでアラブの競走だけを行なっていた兵庫県競馬がサラブレッドを導入した'99年に第1回を開催。
2004年優勝のプライドキムが1ヵ月後の全日本2歳優駿をも制覇、2005年に地方馬として初優勝したモエレソーブラッズが全日本2歳優駿で1番人気に推される(結果は3着)など、全日本2歳優駿の前哨戦として注目を集めている。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


兵庫チャンピオンシップ(ひょうごちゃんぴおんしっぷ)
園田競馬場の1870mで行なわれる3歳馬限定の交流JpnUレース。実施時期はゴールデンウィーク期間中。それまでアラブの競走だけを行なっていた兵庫県競馬が'99年にサラブレッドを導入。その1期目の馬が3歳になった2000年が第1回で、当時は交流GVだった。2004年にジャパンダートダービーの前哨戦という位置付けから交流GUに格上げされた。
このレースは兵庫県のにとっては園田ダービーに続く3歳クラシックの2冠目という意味がある。第2回となった2001年には園田ダービーを勝っていたロードバクシンが優勝、その後の3冠目の菊水賞も勝って、兵庫県でサラで最初の三冠馬となった。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30



<ふ>
【ファルコンステークス】【ファンタジーステークス】【フィリーズレビュー】【フェアリーステークス】【フェブラリーステークス】【福島記念】【福島牝馬ステークス】 【富士ステークス】【府中牝馬ステークス】【フラワーカップ】【ブリーダーズカップクラシック】【ブリーダーズゴールドカップ】【フローラステークス】【プロキオンステークス】
ファルコンステークス(ふぁるこんすてーくす)
中京競馬場の芝1200mで行なわれる3歳馬限定のJpnVレース。実施時期は3月中旬。第1回は'87年に芝1800mで「中日スポーツ賞4歳ステークス」の名称で行なわれた。'96年に芝1200mに距離短縮された。2001年に馬齢表記の変更に伴ってレース名を「ファルコンステークス」に変更。2006年にクリスタルカップの廃止を受けて施行時期を6月中旬から3月中旬へと移行。
過去の優勝馬からは、1800mで行なわれていた頃には、第2回('88)サッカーボーイ、第3回('89)オサイチジョージ、第7回('93)ネーハイシーザー、1200mになってからは、第16回(2002)サニングデール、などのGT馬を輩出。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


ファンタジーステークス(ふぁんたじーすてーくす)
京都競馬場の芝1400mで行なわれる2歳牝馬限定のJpnVレース。実施時期は11月上旬。第1回は'96年に行なわれ、それ以来条件の変更なく現在に至る。
阪神ジュベナイルフィリーズ(旧・阪神3歳牝馬ステークス)の前哨戦として創設されたレースだが、このレースの優勝馬で本番も勝ったのは第7回(2002)ピースオブワールドのみ。それ以外で後にGT馬となったのは第3回('98)プリモディーネ、第8回(2003)スイープトウショウ、第9回(2004)ラインクラフト。
このレースの最多勝騎手は福永祐一の3勝だが、その3頭とも後にGT馬となっている、という面白いデータがある。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


フィリーズレビュー(ふぃりーずれびゅー)
阪神競馬場の芝1400mで行なわれる3歳牝馬限定のJpnUレース。実施時期は3月中旬。第1回は'67年に「阪神4歳牝馬特別」の名称で行なわれた。以後、何度か芝1200mで実施したこともあったが、'79年以降は芝1400mで定着する。'83年にレース名を「4歳牝馬特別」に変更。オークストライアルにも同じ「4歳牝馬特別」が存在したため混乱が生じていたが、2001年の馬齢表記改正を機に「フィリーズレビュー」に改称し現在に至っている。
桜花賞トライアルに指定されており、3着までに入ると桜花賞への優先出走権が与えられる。このレースを勝って、本番も制したには、第3回('69)ヒデコトブキ、第4回('70)タマミ、第7回('73)ニットウチドリ、第9回('75)テスコガビー、第15回('81)ブロケード、第19回('85)エルプス、第20回('86)メジロラモーヌ、第31回('97)キョウエイマーチ、第39回(2005)ラインクラフト、がいる。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


フェアリーステークス(ふぇありーすてーくす)
中山競馬場の芝1200mで行なわれる2歳牝馬限定のJpnVレース。実施時期は12月中旬。第1回は'84年に芝1600mで「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス」の名称で行なわれた。'91年に芝1200mに距離短縮され現在に至っている。
優勝馬からは、第1回('84)エルプス、第2回('85)メジロラモーヌが出たが、その他に出世したはいない。阪神ジュベナイルフィリーズの負け組か新馬戦や条件戦を勝ったばかりのの対決という、実力馬不在のレースになってしまうためだろう。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/30


フェブラリーステークス(ふぇぶらりーすてーくす)
東京競馬場のダート1600mで行なわれるGTレース。外国馬8頭が出走可能な国際競走。実施時期は2月中旬〜下旬。第1回は'84年で、もともとは1400万下条件(準オープン)のハンデ競走「フェブラリーハンデキャップ」が、中央競馬におけるダート重賞路線の整備に伴ってGVに認められてできた。'94年にハンデ戦から別定戦に改められたのを機に「フェブラリーステークス」と改称、同時にGUへと格上げされた。'97年にGTに昇格、JRAで最初のダートのGTレースとなった。条件戦がGTまで昇格した稀有な例である。
ドバイワールドカップの国内における前哨戦として位置付けられており、また川崎記念に次ぐ国内2番目のダートGT競走として中央競馬と地方競馬の上位クラスがが多く出走する、冬のダート最強馬決定戦となっている。しかし、東京競馬場のダート1600mはスタートして直後は芝コースを走る。不完全なダートコースで何がダート最強馬決定戦なものか!
last update : 2007/04/30
first entry : 2005/07/17


福島記念(ふくしまきねん)
福島競馬場の芝2000mで行なわれるハンデのJpnVレース。外国馬4頭が出走可能な国際競走。実施時期は11月中旬。第1回は'65年に行なわれた。当時から芝2000mで実施され、現在まで引き継がれている。当初は夏の開催だったが、'73年以降は秋の開催で定着し、福島競馬の1年を締めくくる競走として親しまれている。
主場ではGT競走が盛んなのに対し、従場のハンデ競走とあって実力馬の参戦は稀で、GTまたはGT級のレースを勝ってここを優勝した例は第16回('80)ハワイアンイメージ(同年の皐月賞優勝)しかいない。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31


福島牝馬ステークス(ふくしまひんばすてーくす)
福島競馬場の芝1800mで行なわれる牝馬限定のGVレース。外国馬8頭が出走可能な国際競走。実施時期は4月下旬。第1回は2004年に行なわれた。
2003年まで行なわれていたカブトヤマ記念を廃した代わりに、2004年に古馬牝馬の重賞路線の整備の一環として創設された。2006年にヴィクトリアマイルが新設されたことで、中山牝馬ステークス阪神牝馬ステークスと並んでその前哨戦として位置付けられるようになった。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31


富士ステークス(ふじすてーくす)
東京競馬場の芝1600mで行なわれるGVレース。外国馬が9頭出走可能な国際競走。実施時期は10月下旬。第1回は'98年の芝1400mで実施、もともとは'81年ジャパンカップ創設時、同競走に出走する外国馬のステップレースとして作られたオープン競走が'84年に「富士ステークス」の名を付けられ、それが重賞に格上げされてできた。2000年に芝1600mに距離延長されたのと同時に11月下旬開催から10月下旬開催へと移行され、マイルチャンピオンシップの前哨戦として現在に至っている。
重賞格上げ前の'87年にはジャパンカップ出走予定のトリプティクが圧勝して本番で人気を得たが、'89年以降は外国馬の出走がなく、ジャパンカップのステップレースとしての意味合いは有名無実化していた。現在はマイルチャンピオンシップの前哨戦となっているが今のところ直接マイルチャンピオンシップには繋がっていない(第1回('98)エアジハードが翌年に優勝した)
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31


府中牝馬ステークス(ふちゅうひんばすてーくす)
東京競馬場の芝1800mで行なわれる牝馬限定のGVレース。外国馬が9頭出走可能な国際競走。実施時期は10月中旬。第1回は'53年に芝2000mのハンデ戦で「東京牝馬特別」の名称で行なわれた。'55年に芝1600mに距離短縮。'65・'66年は「牝馬特別」の名称で実施、'67年に日刊紙の東京タイムズがスポンサーになり「牝馬東京タイムズ杯」と改称するも、同紙の休刊に伴い'92年からは「府中牝馬ステークス」の名になった。'96年にエリザベス女王杯が古馬に開放されるとその前哨戦として位置付けられ、芝1800mに距離延長された。
第19回('71)トウメイ、第41回('93)ノースフライトを輩出するなど数々の名牝がこのレースを制している。第46回('98)メジロドーベルはここを勝った後のエリザベス女王杯をも制した。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31


フラワーカップ(ふらわーかっぷ)
中山競馬場の芝1800mで行なわれる3歳牝馬限定のJpnVレース。実施時期は3月中旬。第1回は'87年に行なわれた。それまでは桜花賞への前哨戦が関西圏の4歳牝馬特別とチューリップ賞しかなく、関東圏での前哨戦が必要との声から、'79年から実施されていた3歳牝馬限定のオープン競走「フラワーカップ」を重賞にしたのである。
とはいえ、桜花賞トライアルではないので、桜花賞賞金の足りないはどうしても2着までに入って賞金を加算する必要がある。
ちなみに、過去の優勝馬からは第11回('97)シーキングザパール、第19回(2005)シーザリオと2頭の海外GT馬を輩出している。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31


ブリーダーズカップクラシック(ぶりーだーずかっぷくらしっく、Breeders' Cup Classic)
'84年に創設されたアメリカ競馬の祭典・ブリーダーズカップのメインを飾る、アメリカのダート最強馬決定戦。3歳以上のダート10ハロンで行なわれる。ドバイワールドカップが創設される以前は世界最高賞金を誇っていた。現在はそのドバイワールドカップと双璧を成すレースとなっている。
'89年には Sunday Silence (サンデーサイレンス)が優勝した。'93年にはフランス調教馬の Arcangues (アルカング)が欧州馬として初優勝。日本からは2頭が延べ3回挑戦しているが、'97年のタイキブリザードと2004年のパーソナルラッシュの6着が最高。
last update : 2006/03/31
first entry : 2006/03/31


ブリーダーズゴールドカップ(ぶりーだーずごーるどかっぷ)
旭川競馬場の2300mで行なわれる交流JpnUレース。実施時期はお盆。第1回は'89年に札幌競馬場のダート2400mで行なわれた。'95年から旭川競馬場の2300mに舞台を移した。
第1回こそ笠松のフェートノーザンが勝ったが、それ以降はJRA所属馬が勝ちつづけている。地元・道営ホッカイドウ競馬所属馬は2着が最高でいまだ優勝馬が出ていない。
馬産地競馬である道営ホッカイドウ競馬は長らく外国産馬の出走を認めていなかった。その頃の名残で、2歳戦以外の競走を外国産馬に開放した後もこのレースだけは内国産馬限定のレースとなっていたが、現在では外国産馬の出走も認められている。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31


フローラステークス(ふろーらすてーくす)
東京競馬場の芝2000mで行なわれる3歳牝馬限定のJpnUレース。実施時期は4月下旬。第1回は'66年に芝1800mで「4歳牝馬特別」の名称で行なわれた。'75〜'82年の間、「東京4歳牝馬特別」の名称で実施したが、'83年に再び「4歳牝馬特別」に戻す。'87年に芝2000mに距離延長。桜花賞トライアルにも同じ「4歳牝馬特別」が存在したため混乱が生じていたが、2001年の馬齢表記改正を機に「フローラステークス」に改称し現在に至っている。
オークストライアルに指定されているが、過去の勝ち馬からは、第1回('66)メジロボサツ(朝日杯3歳ステークス優勝、メジロドーベルの曾祖母)、第11回('76)シービークイン('77年毎日王冠三冠馬ミスターシービーの母)など後に繁殖で功績を挙げることになるを輩出するにとどまり、 なかなかオークス馬を輩出するに至らなかった。第21回('86)メジロラモーヌ、第22回('87)マックスビューティと2年連続でオークス馬を出したが、その後は出ていない。近年では第36回(2001)において2着に入ったレディパステルが出たくらい。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31


プロキオンステークス(ぷろきおんすてーくす)
阪神競馬場のダート1400mで行なわれるGVレース。外国馬が8頭出走可能な国際競走。実施時期は7月。第1回は'96年に行なわれた。2000年に施行時期が4月中旬から6月中旬に移行され、2006年に7月に移行された。
GTには実績が足りないの出走が多く、5月のかきつばた記念さきたま杯から出走してくるケースが多い。2000年以降、このレースの優勝馬が後に年内のGTを勝っているのが3例。第5回(2000)ゴールドティアラがマイルチャンピオンシップ南部杯を、第7回(2002)スターリングローズがJBCスプリントを、第10回(2005)ブルーコンコルドがJBCスプリントを、それぞれ優勝している。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31



<へ>
【平安ステークス】
平安ステークス(へいあんすてーくす)
京都競馬場のダート1800mで行なわれるGVレース。外国馬が8頭出走可能な国際競走。実施時期は1月下旬。第1回は'94年に阪神競馬場で行なわれた。もともとは'86年にダート1400mのオープン競走として始まったレースで、それが重賞に格上げされて成立した。第1回が阪神開催だったのは京都競馬場改修による臨時措置で、翌'95年からは京都競馬場で開催されている。。
フェブラリーステークスの前哨戦として位置付けられており、優勝馬からは第2回('95)ライブリマウント、第4回('97)シンコウウインディの2頭が同年のフェブラリーステークスを制覇している。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/03/31



<ほ>
【北海道スプリントカップ】【北海道2歳優駿】【香港ヴァーズ】【香港カップ】【香港スプリント】【香港マイル】
北海道スプリントカップ(ほっかいどうすぷりんとかっぷ)
旭川競馬場の1000mで行なわれる交流JpnVレース。実施時期は6月中旬。第1回は'97年に行なわれた。'99年以外は札幌競馬場で施行されていたが、2007年は旭川競馬場での開催となった。
1000mの交流重賞競走は現在これが全国で唯一。例年全国から一線級の短距離馬が集まる。第5回(2001)ノボジャックの勝ち時計57秒0、第6回(2002)サウスヴィグラスの56秒8はJRAレコード57秒0よりも速い。
第4回(2000)優勝の地元・道営ホッカイドウ競馬のオースミダイナーは当時12歳(旧馬齢表記で13歳)。これは今も交流重賞の最高齢勝利記録となっている。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/04/01


北海道2歳優駿(ほっかいどう2さいゆうしゅん)
札幌競馬場のダート1700mで行なわれる交流JpnVレース。実施時期は10月下旬。第1回は'74年に札幌競馬場のダート1200mで行なわれた。'89年は帯広競馬場の1700m、'90・'91年は函館競馬場のダート1700m、'92年岩見沢競馬場の1600m、'93年帯広の1700m、'94・'95年は帯広の1800m、'96年は帯広の1700m、と開催場所を転々としたが、'97年以降は門別競馬場の1800mで定着。2006年から札幌競馬場のダート1700mで実施される。
'97年に交流重賞競走となってから2006年までに、地元・道営ホッカイドウ競馬所属馬が10回中5勝と好成績を挙げている。ここで良績を挙げると全日本2歳優駿へと向かうことになる。
last update : 2007/04/30
first entry : 2006/04/01


香港ヴァーズ(ほんこんゔぁーず、Hong Kong Vase)
香港・沙田(シャティン)競馬場の芝2400mで行なわれている国際GTレース。1日にGTレースを一気に4つ開催する香港国際競走の1つ。第1回は'94年に「香港国際ヴァーズ」という名称で行なわれた。'96年に国際GUに格付け。'99年に現在の「香港ヴァーズ」に改称。2000年に国際GTに昇格。
距離がジャパンカップと同じ芝2400mで、ジャパンカップの1ヵ月後に行なわれるということから、ジャパンカップに招待された欧州馬がそのままこのレースへと転戦するケースも少なくない。第8回(2001)には日本のステイゴールドが引退レースに選び、50戦目にして悲願のGT初制覇を果たした。
last update : 2006/04/01
first entry : 2006/04/01


香港カップ(ほんこんかっぷ、Hong Kong Cup)
香港・沙田(シャティン)競馬場の芝2000mで行なわれている国際GTレース。1日にGTレースを一気に4つ開催する香港国際競走の1つ。第1回は'88年に芝1800mの距離で「香港招待カップ」という名称で行なわれた。'93年に国際GVに格付け、「香港国際カップ」に改称。翌'94年に国際GUに昇格。'99年に国際GTに昇格、芝2000mに距離延長、「香港カップ」に改称。
地理的に近いこともあって日本からは'93年に挑戦が始まり、第9回('95)にフジヤマケンザンが38年ぶりとなる日本調教馬としてハクチカラ以来の海外重賞制覇を成し遂げ、その後も第12回('98)ミッドナイトベット、第15回(2001)アグネスデジタルが勝利した。
last update : 2006/04/01
first entry : 2006/04/01


香港スプリント(ほんこんすぷりんと、Hong Kong Sprint)
香港・沙田(シャティン)競馬場の直線の芝1000mで行なわれている国際GTレース。1日にGTレースを一気に4つ開催する香港国際競走の1つ。第1回は'99年に行なわれた。翌2000年に国際GVに格付け、2001年に国際GU、2002年に国際GTに昇格。2006年にグローバルスプリントチャレンジに参加、最終戦として開催。
過去の優勝馬には、第1回('99) Fairy King Prawn (フェアリーキングプローン)、第5回(2003)・第6回(2004) Silent Witness (サイレントウィットネス)ら日本でも知られているがいる。日本からの参戦は2001年が最初で、第6回(2004)のサニングデールの7着が最高で、他は全て2ケタ着順と惨敗が続いており、香港国際競走の全4GTの中で唯一未勝利となっている。
last update : 2006/04/01
first entry : 2006/04/01


香港マイル(ほんこんまいる、Hong Kong Mile)
香港・沙田(シャティン)競馬場の芝1600mで行なわれている国際GTレース。1日にGTレースを一気に4つ開催する香港国際競走の1つ。第1回は'91年に芝1400mの距離で「香港招待ボウル」の名称で行なわれた。'93年に「香港国際ボウル」に改称。'94年に国際GVに格付け、'95年に国際GUに昇格。'99年に芝1600mに距離延長し、レース名を「香港マイル」に改称。2000年に国際GTに昇格。
日本から地理的に近いこともあって日本馬の参戦は'93年以降、2000年を除いて毎年出走していて(2000年は香港で日本脳炎を発症したが発見されたため、2国間の取り決めで日本馬の香港入国を禁止した)、第11回(2001)エイシンプレストン、第15回(2005)ハットトリックが優勝。日本のマイラーマイルチャンピオンシップからここを目標とするのが近年主流となりつつあるようだ。
last update : 2006/04/01
first entry : 2006/04/01




辞典indexへ戻る

表紙へ戻る